春待ち 蝶待ち

 
                       寒かった仙台にも 春が来てしまった。
 
 
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 今年もヒメギフチョウが飛び始めた。
 
 三月の前半には暖かい日が続いたが、四月が近くなると急に冷えたり嵐が来たり。
 仙台のヒメギフチョウは、今年どの場所でも発生が遅れたか、出ていてもろくに飛べないで腹を空かせている個体が多かったのではないだろうか。
 
 
 
 
 
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 カタクリもようやく咲き始め。
 先日の強烈な嵐を避けるように咲き遅れたため、花が傷まなかったのは幸い。
 
 三月中旬に桜が散り始め…などという関東以南のニュースを聞かされていたために何となく焦っていたが、仙台のお花見nなどはまだ先になりそうだ。
 
 
 
 
 
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 カタクリの花めがけて飛来。
 
 明るい場所から順番に咲き始めている段階なので、具合良く開いた花を選んで吸蜜しているようだ。
 午前中は花に留まってくれる事も多いけれど、昼近くなると体温が上がって飛び通し。
 
 
 
 
 
 
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 四月に入って少しすると、虫をやる人や山歩きの方と 「 もう出てる? 」 と互いに尋ねあう事が多くなる。
 
 特に今年はこのページづてにも、仙台市内外からヒメギフチョウの発生についてたびたび訊かれるので、やはり初見日が遅れているのかな と思うと同時に、このチョウがいかに多くの人から愛され 気に掛けられているか という事を実感する。
 
 
 
 
                                                2013年 4月9日  仙台市