ミヤマクワガタ 三態

 
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 2009/5/14(木) 午後 3:45
   
 
 
 
 
 休みの度に晴れず、そればかりか日を追うごとに寒くなって来ている。
 怪しからん。
 
 南の方では、もうカブトムシが採れたとか、ミヤマの頭が落ちていたとかいう。
 羨ましい。
 
 寒い仙台に於いては、昨夏のクワガタでも思い出して、シーズン前の慰みとするしかない。 
 三枚とも、いつも行くヤナギ林の同じ木で昨年撮ったもの。
 
 
 一枚目は、08年8月12日。花山村からの帰り。
 18時少し前、その前年に74ミリが付いていた細い木の隣の、この林では大きめのヤナギに付いていた。
 
 珍しく膝くらいの低い所にいたが、よく見れば少し樹液が出ている。
 
 頭が張ってアゴが太り、外側のエッジが消えかけている。
 立派な形だが、70ミリには届かなかった。
 
 二本隣の木にも、これとほぼ同じサイズの個体が付いており、やはり低い位置。
 珍しくメスが来ていたので、オスが匂いに寄って来たのかも知れない。
 
 この日はノコギリの67ミリも採れた。
 
 
 二枚目は7月6日。
 前に紹介した、大きなカブトムシと同じ日に見た個体。
 
 たまにだが、こうして穴に入っているミヤマを見る。
 55ミリほどと小さな個体だったので、大きな敵をやり過ごそうという事だったのだろうか。
 
 
 三枚目は、7月26日。
 朝に降っていた雨が上がり、やや曇って蒸し暑い日だった。
 
 同じ木に三頭付いていた中の最大個体。
 角張った頭で、アゴの内歯がやや乱れている。
 
 これも70ミリジャストで、07年の二頭には及ばず。
 目の高さに付いていた。
 この場所の大型個体は低い所に付いているような印象が強い。
 
 この日、ミンミンゼミの初鳴きを聞き、片アゴ欠けのノコギリ66ミリも採れた。
 
 
 そもそも07年の大型ミヤマを採った時に、その場で写真が撮れれば良かったと思ってカメラを持ち歩くようになったのだが。
 
 カメラを持っていると大きなミヤマは現れないものらしく、昨08年は70ミリどまりに終わった。
 
 今年こそはと期待をかけているのだが、こんなに寒いと不安になってしまう。
 
 デカいミヤマが地下で出番を待ってると思うと、落ち着かなくていけない。
 
 
 一枚目 2008年 8月12日
 二枚目 2008年 7月6日
 三枚目 2008年 7月26日  いずれも宮城県にて。
 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
穴潜りミヤマ♂は珍しいですね^^基本そんな体型じゃないし。
私も今まで1回くらいしか見たこと無いかも。
私は生涯初のデジカメ自己所有日に生涯初のオオクワ採集♪
デジカメは福の神ですよ^^
さて、休みの度に晴れず、ですか…。
先日の日曜は泉ヶ岳~定義間の林道を走りましたが激晴れ^^;
街の方は曇って涼しかったですが、山は29℃ありました^^;
日陰を探す始末で、今年初の大汗かきました。
ピンポイント・フェーンの真っ只中に居たと思われます^^;
2009/5/14(木) 午後 10:05 gibachinamazu
 
 
キタ━━━━(>∀<)━━━━ !!!!
林や森に入るのが苦手なので、見たくても見れない光景です!
かんどーです!!!!!
2009/5/15(金) 午前 0:44  ベルカ
 
 
はじめまして、履歴から来ました。
ミヤマかっこいいですね。昨年から採集初めてゲットしたのはカブトとノコギリです。ミヤマもゲットできるようがんばりたいです。
ぽちっとさせて頂きます。
2009/5/15(金) 午前 9:38 アウトドアらーおとうさん
 
 
 義蜂さん、こんばんは。
 
 晴れてましたか!
 横川林道あたりかな。昔はヒメギフが沢山飛んでましたが。
 
 私は二週間続きで、太白山頂で震えてたんですが…。
 
 全国的にはフェーン現象で暑くなったようで、軒並み30℃越えてたらしいですね。
 
 20℃じゃヒメギフも寝るよな。
 
 
 ミヤマが穴に隠れてるのは、私にも意外でした。
 よく行くヤナギ林では、ミヤマとノコが同じくらい採れますが、それぞれが好む木は大体決まってます。
 ミヤマがよく付く大きめの木の決まった穴に、たまに入ってます。
 でかい頭が張ってるので不便そうですが、耳状突起さえ引っかからない穴なら割に好んで入るようです。
 
 アゴと前肢の削れた大きなミヤマは、どこかの洞で生活してたんじゃないかなどと思ってました。
 
 カメラを買った日にオオクワが採れたって、凄い話ですよね。
 他に木からオオクワガタ採った人、宮城県にいるのかな…。
 よそみたいに平地にいれば良いのに、あんまり話を聞かないし、木の大きさが問題なのかな。
2009/5/16(土) 午前 0:41 weaponshouwa
 
 
 ベルカさん、こんばんは。
 
 夏の森に分け入る事は、確かにそれなりの苦労を伴いますけどね。
 
 木に付いてる姿をじかに見ようと思うと、ヤブをかき分け、沼に脚を沈めながら奥へ進んでしまいます。
 
 苦労の度合いと成果の大きさが、必ずしも比例しないのが面白い(けしからん)所です。
 
 今の所クワガタは昨年の写真になりますが、6月くらいからは新鮮な画像を紹介できると思います。
2009/5/16(土) 午前 1:03 weaponshouwa
 
 
 アウトドアらーおとうさん様、こんばんは。
 
 ミヤマとノコギリは、林の好みが分かれるようですね。
 
 同じ林にいる場合でも、ノコギリが明るい場所の細い枝先に付いているのに対し、ミヤマは林縁から二・三本入った涼しい所を選んでいるようです。
 
 棲み分けが出来ているからか、昔の図鑑に見るようなノコギリ対ミヤマの大一番は、なかなか見られませんね。
2009/5/16(土) 午前 1:20 weaponshouwa
 
 
訪問ありがとう。自分の知り合いにミヤマクワガタだけをブリードしている人がいますよ…自分はオオクワのみですが(^-^)v
2009/5/16(土) 午前 7:07[ マリーンV ]
 
 
再訪問させて頂きました。
そうですか、ミヤマは中に2~3本入った涼しいところですね。
今年の夏はミヤマ捕りに挑戦してみたいと思います。
おしえて頂いてありがとうございました。
2009/5/19(火) 午後 10:49 アウトドアらーおとうさん
 
 
あ~、早くコイツに逢いたいです!(^^)
今年こそはエゾの70UPを採りたい・・・(^^;
2009/5/22(金) 午前 1:03 たー
 
 
 マリーンさん、こんばんは。 
 
 昔は難しかったミヤマの飼育ですが、最近では70ミリを楽に出せる方もいらっしゃるようですね。
 
 私は野外一本で。技術も根気も無いだけの話ですが…。
2009/5/22(金) 午前 2:06 weaponshouwa
 
 
 たーさん、こんばんは。
 
 夏を待つって事は、コイツを待ってるって事なんですよね!
 
 私もあと一歩、75ミリに乗せたいんですが。
 
 前に紹介した大きなミヤマも、何かの間違いみたいなもんですからね。
 
 とりあえず70アップを数当てて、その中から抜きん出て来る奴を待つしかないと思っています。
 
 エゾ型とフジ型では、内歯の出方以前に全体のカーブ比が全く違いますよね。
 
 私もエゾ型贔屓です。
2009/5/22(金) 午前 2:13 weaponshouwa