花弁の素

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　
　2009/5/6(水) 午前 2:11

　

　

　

　５日は曇り、という予報だったので、太白山には登らなかった。
　登らないと決めると、なぜか晴れていて釈然としないんだが…。
　
　仙台文学館と台原森林公園の境目にツツジがたくさん咲くのを思い出し、山の替わりに昼から行ってみる。
　
　白、薄桃色、紅色と、三色のツツジが咲き始めていた。
　
　沢山の花の中を覗くと、五枚の花弁の内側に、さらに花弁の出来損ないのような物を付けた花が混じっている。
　どうも雄蕊が花弁に変化したものらしい。
　
　サクラの花も、数多く精査すると、花弁が葉に化けたり、花蕊が花弁になったりと、案外曖昧な造りをしたものがある。
　
　こういう所から、八重咲きなど園芸種の改良が始まったのかも知れない。
　
　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１１年　５月６日