俺がお前で お前が俺で

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 一つ前に使っていた携帯から、昨年撮った画像を引いてきた。
 
 08年の7月19日。いつも行く若いヤナギの林ではノコギリクワガタの63ミリどまり。
 
 大発生したシロテンハナムグリの中から、シラホシハナムグリを一頭だけより分けてキープしたりしながら、ポイントのどん詰まりのヤナギの前まで来るとアマガエル。
 携帯で撮って都会人のみんなに送ってやる事にした。
 
 手ブレ保険として何度かシャッターを切る途中で視界に違和感を感じ、目のピントをカエルから外すと、奥のヤナギの枝間からヘビの目が光っており、ギョッとする。
 
 それをシマヘビだとはっきり認めた瞬間、シュッというススキの葉擦れの音と共に鎌首が一閃。
 混乱した視線を戻そうとするとカエルの姿は無く、ヘビの口の両端から緑色の脚が出ている。
 
 図らずもカエルを挟んでヘビと睨み合った訳だが、今思うだに不思議な一瞬だった。
 
 「胡蝶の夢」じゃないが、自分がヘビを見ているのか、ヘビとして自分を見ているのが自分なのか判然としない感覚。
 透明な時間が引き伸ばされ、主体がシャットダウンしたような気持ち良さが強烈だった。
 
 
                                   2009年4月18日
 
 
 
 旧ブログより↓
 
 コメント(2)
シマヘビすご~い!
かえるは悲惨!
2009/4/18(土) 午前 7:01 みっち
 
 普段はシマヘビなんて毒無しで、大人しそうなイメージですけどね。
 この時以来、肉食動物として一目置いてます。
 この林にはカエルがたくさんいて、樹に登って涼しそうにしているのをよく見ますが、油断してるとヘビも木登りして来ちゃうんですよね。
2009/4/18(土) 午後 8:03 weaponshouwa