隆盛を極める

隆盛を極める
2011/7/28(木) 午後 8:59  
 
 
 
 
 
 暗い林内で写真を撮る際の設定そのままに、スチル用カメラで撮影した動画なので虫の姿が明るく飛んでしまっているが、いつも行く場所の一部を。
 
 雨の直後でやや数が減っていたが、それでもカブトムシは木に付いていた。
 
 クワガタはと言えば、この一角では途中写るノコギリクワガタと、その下の穴から顔を出していたコクワガタだけ。
 ノコギリクワガタは65mmとまあまあのサイズだが左アゴ折れ。
 コクワガタは穴に逃げ込まれ、サイズ未確認。
 
 
 
イメージ 1

 
 この画は別の場所で、木を蹴って落とした個体を、その隣の木の幹に張り付けたヤラセもの。
 何度蹴ってもカブトムシが落ちて来るので最初は楽しいが、本当に無限に落下してくるので足が痛くなってやめた…。
 
 
 
 
イメージ 2

 
 雌雄ペアで樹液を吸っていた所に、もう一頭のオスが降りてきて戦闘が始まった。
 
 個体数が多いと、格闘シーンを目にする機会も多くて楽しい。
 
 
 
 

 
 二頭のオスが角を絡ませたまま膠着状態となったが、投げ損ないの突き上げで下のオスが勝利。
 
 しかし目当てのメスは痺れを切らし、幹を登って立ち去っていた…。
 慌ててメスを探し回るオスの姿が可笑しい。
 
 
 
イメージ 3

 
 体の大きなカブトムシが増えると、樹液に来るクワガタムシは少なくなってしまうが、何だ彼だ言ってもこの賑やかさは楽しい。
 
 そろそろ83~84mmあるような大物が現れるのではないかと期待している所だ。
 
 
 
 
                                        2011年 7月24日、27日   宮城県。 
 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
たまに居ますよね。別格の存在感を示す個体が。
昆虫から小動物というレベルに移行しそうな存在感に感じます。
クワガタは季節が割と長いけど、カブトこそ「真夏」の風物詩ですね^^
勝ったオス、回転してるし(笑)
2011/7/28(木) 午後 9:10 gibachinamazu
 
 
さすが、動画はリアルで楽しいですね!☆
それにしても、パラダイスのようなポイントですね~^^
虫達の楽園のようです!
2011/7/28(木) 午後 10:16[ しんさん ]
 
 
(´・ω・`)85ミリ~♪
よろしくお願いいたします(笑)
2011/7/28(木) 午後 10:34[ ひろ1号 ]
 
 
当記事にお寄せ頂いた御コメントに対してのお返事が遅れてしまっておりました。
記事更新の狭間で単純なチェック漏れをやってしまったと言うしかないんですが、割とパソコン放っておくほうでもあり、いずれにせよ申し訳ないことです。
2011/8/2(火) 午後 1:12 weaponshouwa
 
 
義蜂さん、こんにちは。
南米の大型カブトムシの類には、現地のサルなども本能的な恐怖から手を出そうとしないそうです。
慎ましやかな日本の自然界において、8cmを超えるカブトムシは甲虫としての規格をややはずれ始めているような気もするんですよねえ。
画像のオス二頭はずいぶん長い事やりあっていましたが、勝ったオスも結局メスを見失ってしまい、万能に思える格好良い個体の茶目っ気を見た思いです。
慌てぶりが…。
2011/8/2(火) 午後 1:22 weaponshouwa
 
 
しんさん、こんにちは。
良い所なんですけどねえ。
地元のおじじ様との競合とか、近年進む伐採とか不安もあることはあったり。
これでカブトムシとクワガタの割合が逆転していると面白いんでしょうけど、この時期はこういうものと思って賑やかな樹液周りを眺めさせてもらっています。
カブトムシの多さに文句言ってても、夏が終わりかけて甲虫全体が減ると寂しくなったりするんだから、私のような虫屋も勝手なものです…。
2011/8/2(火) 午後 1:30 weaponshouwa
 
 
ひろ1号さん、こんにちは。
カブトムシに関して、この人を抜きにして話は始まらないんだよなあ…。
本当にたくさん蔓延っているカブトムシですが、こういう時に特大個体と言うのも案外見ないものです。
今年は現状81mmどまり。
まあ角の伸び一つで大きくサイズの変わるカブトムシの事ですから、純然たる体格となるとまた別でしょうけど。
例年夏の終わりに大きな個体を見ているので、気長に樹液廻ろうと思います。
2011/8/2(火) 午後 1:36 weaponshouwa