ポイント見直し

ポイント見直し
2011/7/22(金) 午後 7:19
 
    
 台風6号の通過直後で寒く、気温17℃ほど。
 これではチョウは飛ばないので、午後からIsikawaさんを加え、狙いをクワガタに変更。
 
 私が以前、チョウトンボを見がてらノコギリクワガタを採った場所へ行ってみようと提案すると、Isikawaさんも
 「 ああ、あのへんクワガタいたよなあ…。」
 と呟く。
 
 早速移動し、林の中へ。
 「 こんな木にはいないかな 」
 とIsikawaさんが細い木を蹴飛ばすと、カブトムシとノコギリクワガタが落ちて来た。
 
 このポイントの樹種は妙で、ヤナギのようなマメのような葉付きの変わった木が立ち並んでおり、それで以前クワガタが採れた時は偶然だろうと思っていた。
 今回見た所ではカミキリムシが出た穴から樹液を出す木の本数が増え、クワガタの数が増えている。
 ただ、虫のとまる場所が木の高いところなので蹴り落とすしかなく、写真にならないのが難だが。
 
 
 
イメージ 1

 
 このミヤマクワガタ雌雄だけが低い所にいた。
 
 ミヤマもノコギリも採れてカブトムシが少ないこういう場所が、樹液をよく出すようになってくれたのは有難い。
 
 
 
 
イメージ 4

 
 ミヤマクワガタは数こそ多いものの65mm程度でストップと小さなものばかり。
 ノコギリクワガタは落ちてくる個体が軒並み大きく見えて喜んだが、こちらも上から65、64、63mmと1mm刻みで、驚くようなサイズではなかった。
 
 普段はノコで65mmあると嬉しいものだが、今年は67mm、68mmと当たっており、もっと上を狙いたい所だ。
 
 
 
イメージ 3

 
 この画像のみ2011年7月18日。
 
 こちらが少し前、いつもの場所で採れた68mm。
 ここで採れたものとしては、割とアゴが伸びてくれている。
 採集時の話は後に。
 
 今年このあたりで、大きなノコギリクワガタがやたらに採れるのはなぜだろう。
 
 
 
イメージ 2

 
 同時に採れた虫の一部。
 ここではクワガタ以外の虫も豊富。
 
 今夏はセミがいないなどと騒いでいる人を見るが、そんな事はない。
 左からヒグラシ、ニイニイゼミと大きなエゾゼミ。
 他にアブラゼミもいた。
 
 採れて嬉しいのはケラとエサキモンキツノカメムシ
 ヒメスズメバチは腰の節が赤くて綺麗。
 背の黒いオオスズメバチ女王も採ったが、存命で撮影に加えられず。
 
 
 帰りにはチョウトンボも見られ、この日の成果は上々。
 今シーズンは有力ポイントが次々伐られて弱っていた所であり、もっともっとこういった虫に関する明るい話をしたいものだ。
 
 
 
                                              2011年 7月21日 宮城県。 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
お~良いですね。
リンゴカミキリでしょうか?
新地開拓できると楽しみが増えますね。
もう伐採されないことを願います。
2011/7/22(金) 午後 8:09 ひさ@くわがた
 
 
ケラ!久しぶりにおがみました。
子供の頃よく見た覚えがあるんですが、どんなとこに生息してましたっけ?
しかし、見事なノコばっかりですね~!!羨ましい^^
2011/7/22(金) 午後 9:01[ しんさん ]
 
 
今日ミンミンの初鳴き聞きました(一番町にて)。
ケラは最近市街地では珍しいですが、2年位前に台原森林公園近くで見ましたよ。
あの辺りだとまだまだ土中の虫たちも多い環境なんでしょうね^^
チョウトンボって…例の場所?
2011/7/22(金) 午後 9:54 gibachinamazu
 
 
しかしノコデカイですね~
大阪はすでにカブトの占領下であります・・・
最近ノコ、ミヤマ見てないな~
日曜日に再チャレンジしてきます。
しかしいつもイキイキとしたクワを含めた写真に感動してます。
私もブログ始めるようになった時参考にされて頂きま~す。
2011/7/23(土) 午前 1:56[ trueno_111_659 ]
 
 
ニイニイゼミはオレンジが入るんですか?
こちらはモノトーンしか見たことが無いので、珍しいです。
2011/7/23(土) 午後 2:21 雷蔵
 
 
ケラがいますね^^。
ヒメスズメバチは台灣で良く見かけたので懐かしいです。
台灣のものは黒い縞が細くて、もっと赤かったですよ。
それにしても、クワガタがいっぱい捕れてうらやましいです。
今朝もポイントを回ってみましたが、気温が低くてカナブンすらあまりいませんでした。
2011/7/23(土) 午後 9:22[ Dobo ]
 
 
年によって捕れるクワガタのサイズや種類に偏りがあるようですね。
私が毎年見回るポイントでは、今年はオキナワノコギリが少なく、オキナワヒラタの大型個体(と言っても50mm超程度ですが)が多いように感じました。
2011/7/25(月) 午後 11:01[ 沖縄海学校用務員 ]
 
 
ひささん、おはようございます。
大きめのリンゴカミキリだと思います。
先日また一箇所ヤナギの並びを伐られてしまった所なので、今回のように再確認という形でもクワガタのポイントが確保できると嬉しいですね。
ヤナギはどこでも伐られる運命にあるようです…。
2011/7/27(水) 午前 6:59 weaponshouwa
 
 
しんさん、おはようございます。
ケラの鳴き声はよく聴きますが、その姿を見る事は少ないですよね。
畑の端とか土手なんかでたまに見るくらいかな。
ノコギリクワガタは採れるものが軒並みデカくて、どこかで記事にしたいんですが区切りどころが見つからない感じです。
67~68mmで数頭揃っていて、そこから飛び抜けたものもまだ出てない、という所です。
2011/7/27(水) 午前 7:05 weaponshouwa
 
 
義蜂さん、こんばんは。
私も24日にようやくミンミンゼミの声を聴きました。
7月出るべきセミは出揃ったみたいですね。
ケラも山だろうが街だろうが、どこでも一定の確率でバッタリ出くわすと言うか。
潜在しているけど、なにしろ土中ですからねえ…。
チョウトンボは以前見たのと同じ場所ですね。
雌雄揃いで捕まえてみましたが、思ったよりメスの羽根が幅広かったりして面白い種類です。
ギンヤンマも増えて、夏の水辺は退屈しませんね。
2011/7/27(水) 午前 7:12 weaponshouwa
 
 
トレノさん、おはようございます。
こちらも基本的に、山は丸ごとカブトムシの占領下にある感じですね。
そこにノコギリクワガタが混じっていて、ミヤマは別の場所の妙な木に身を寄せ合っていたり。
本当はもっと魚眼で寄って撮りたいんですが、手の届くような低い場所の虫は子供たちに採られてしまうし、高い所のクワガタを蹴り落としてからじゃ写真にならないので難しい…。
2011/7/27(水) 午前 7:17 weaponshouwa
 
 
雷蔵さん、おはようございます。
ニイニイゼミは思ったより体色変異に富んでいるようで、地域性もあるんじゃないかな。
抜け殻が砂付きで丸っこくてかわいいんですよね。
ミンミンやアブラゼミの声がメジャーですが、個人的に最も夏らしいセミの声はこのニイニイの連続音だと思います。
2011/7/27(水) 午前 7:30 weaponshouwa
 
 
Doboさん、おはようございます。
スズメバチも、欲しがり目線で見るようになってからは意外に多種が樹液に来ている事に気が付きました。
ヒメスズメバチは赤くて格好良いですね。
この赤が台湾では広がると…。
今だとカブトムシを掻き分けながら、いくらか混じったクワガタを探す感じですね。
既知のポイントの草を倒して風を入れたらクワガタ来るだろうと思ったんですが、結果カブトムシどもが大挙して押し寄せただけでした…。
梅雨に見なくて心配したシロテンハナムグリなんかも、ようやく増えてきましたね。
ちょっと各種の発生タイミングがずれてるかな。
2011/7/27(水) 午前 7:36 weaponshouwa
 
 
沖縄海学校用務員さん、おはようございます。
毎年同じ場所で観察を続けると、やはり年による各種の発生には変動があると感じますね。
今年のオキノコが少ないというのは、やや意外な感じ。
その分ヒラタが大きくなったのかも。
オキナワヒラタも野外ギネスは71.5mmですから、まだまだ大きいものが狙えるんじゃないかな。
2011/7/27(水) 午前 7:43 weaponshouwa