ギフチョウの卵
ギフチョウの卵
2011/5/21(土) 午後 11:09
2011/5/21(土) 午後 11:09
カンアオイの葉にギフチョウの卵が産み付けられている。
Isikawaさんが見付けてくれたもの。
いわば原始アゲハであるギフチョウが、やはり原始的なカンアオイを食草としている事から、氷期以前の様相が窺える。
さすが小国はギフチョウの多産地だけあって、林床の至る所にカンアオイが顔を出し、少し気を付けるとそこらがギフチョウの卵だらけである事に気が付く。
ギフチョウは普段5~10個くらいの卵を集めて産む。
この卵塊は22卵で少し多い。
そう思ってよく見ると、左の11卵と右の11卵では色が違う。
黄色味がかった右側の11卵が先に産み付けられた物のようだ。
葉の成長につれて開いた卵間の隙間も右の11卵の方が広く、より早い段階で産卵されたのだろう。
大きさは左の11卵の方が微妙に大きいが、これは母蝶の大きさの差によるものと思われる。
明るい所で活発に吸蜜する個体を追い掛けていたので、後で見ると写っていたのはオスばかりだった。
林床を低く飛び、一枚ずつ葉に触れているメスも何度か見たのだが
「 サクラにギフチョウ 」
の魅力に私は抗えず、蝶と一緒に夕方までサクラの花の周りを飛び回らせてもらった。
古来日本の春を象徴する花に、旧世界からの遺蝶。
毎日でも眺めたい景色だが、仙台から小国は遠い。
西に住む人は幸せ。
と雪の無い時期に調子の良い事を言ってしまう。
2011年5月18日 山形県西置賜郡 小国町。
旧ブログより↓
こんばんは☆はじめまして(*^_^*)
蝶々のたまごってきれいですね☆どの写真もきれいです(^^♪
さくらにとまる蝶々も素敵です(●^o^●)
2011/5/21(土) 午後 11:15 happy
普段の倍の数に結果なってしまった卵、孵化後に食い分が減ったりしちゃうのかな。
小国まではお出掛けというより旅という感覚に近くなりますね。
朝から夕方まで目一杯楽しみたいなら、前泊や後泊を考えたいところです^^
2011/5/22(日) 午前 11:00 gibachinamazu
小国まではお出掛けというより旅という感覚に近くなりますね。
朝から夕方まで目一杯楽しみたいなら、前泊や後泊を考えたいところです^^
2011/5/22(日) 午前 11:00 gibachinamazu
happyさん、はじめまして。
ギフチョウの卵は綺麗ですね。
緑~黄に変化してゆく色も、表面の真珠光沢も見事なものだと思います。
緑~黄に変化してゆく色も、表面の真珠光沢も見事なものだと思います。
ギフチョウがサクラの花を訪れるシーンには私も憧れていたいたので、喜んだり走り回ったりと実に忙しい事でありました。
2011/5/23(月) 午前 1:50 weaponshouwa
2011/5/23(月) 午前 1:50 weaponshouwa
ひささん、こんばんは。
夏の小国には黒い大物が出ますからね…。
春はこの虎模様。
春はこの虎模様。
この辺りのギフチョウは大きくて尾状突起も長く、明るい色の素晴らしい個体が多いようです。
ウスバシロチョウは黒くなるし、ソバは美味いしで、本当に良い所なんですよねえ。
2011/5/23(月) 午前 1:57 weaponshouwa
2011/5/23(月) 午前 1:57 weaponshouwa
h31377さん、さらにこんばんは。
発生地のど真ん中 という訳でも無かったようなんですが、成虫・卵ともにずいぶん数多く見ました。
一帯が多産地なので、個体密度は非常に高いようですね。
一帯が多産地なので、個体密度は非常に高いようですね。
今年は春の進み方が奇妙だったので、平年だともう少し早めで丁度こういったシーンが見られるだろうと思います。
産地に小さなサクラを植林するのも手じゃないかな…。
2011/5/23(月) 午前 2:16 weaponshouwa
2011/5/23(月) 午前 2:16 weaponshouwa
義蜂さん、こんばんは。
良い土地なのに遠いですからねえ。
本当に二点間接続ドアでも設置できるならそうしたい所です…。
これだけの数だととても一株では養い切れないので、3令を待たずに近くの株に分散して行くでしょうね。
こういう事からも、ある程度の密度でカンアオイが生えているのが多産の一条件だろうと思います。
2011/5/23(月) 午前 2:25 weaponshouwa
こういう事からも、ある程度の密度でカンアオイが生えているのが多産の一条件だろうと思います。
2011/5/23(月) 午前 2:25 weaponshouwa