ヒメギフチョウ飛翔

ヒメギフチョウ飛翔
2011/4/18(月) 午後 7:29  
 
 
 時節柄、被写体としてのヒメギフチョウ人気は非常に高いようだ。
 静止、吸蜜の背景をマクロでボカした芸術的な写真も良いが、チョウは飛んでこそチョウである。
 ヒメギフチョウを撮るなら、飛翔シーンに迫りたいと思う。
 思うのだが。
 
 春の姫神に言行一致を示して見せるには、技術よりもまず林床を駆ける脚が必要だと すぐに気付かされるのである…。
 
 
 
 
イメージ 1

 
 低く飛ぶ事の多いヒメギフチョウを空に抜くには、それよりさらに低くカメラを下ろさなければならない。
 
 この時はカメラを逆手に、無理やり肘の方に向け 下から潜らせて撮った。
 
 
 
 
イメージ 2

 
 ストロボの閃光で空中に像を留めるのだが、普段通りに光らせるとプレ発光でタイムラグが大きくなってしまう。
 発光量を決めてマニュアル発光させると、素早くシャッターが切れる。
 
 …などと言いながら、これだと光らせすぎ。
 その場の明るさに合わせたつもりでも、距離が近いとこういう事に。
 
 
 
 
イメージ 3

 
 気に入りの花に降りて来る。
 
 この個体はオスだが、飛んでいる所を撮るならスピード・軌道の緩いメスの方が楽だろう。
 急に向かい風が吹くと、それに逆らって空中でホバリング気味に停止してくれるのでチャンス。
 チャンスと思って駆け寄ると、パタッと風が止む…。
 
 
 
 
 
イメージ 4

 
 結論としては、とまっている所を撮った方が楽 と言うしかない。
 物好きだけが駆けずり回って息を切らす。
 
 
 
                                           2011年4月14日   仙台市泉区。 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
本当に、物好きだよね~!!
でも、そういうのって良いよね。(ポチ)
2011/4/18(月) 午後 7:46 東北の温泉バカ
 
 
昨日のヒメギフは完璧に斜面だったからなぁ…走れないし追えないし^^;
望遠で撮った一枚以外はシャッターチャンスすら無く撤退してきました。
クワガタと違い、飛んでこそチョウ。強く同意。(撮れてないけど^^;)
2011/4/18(月) 午後 8:57 gibachinamazu
 
 
Kenさん、こんばんは。
同好の先達による物好き認定、光栄至極です。
せっかく飛んでますから、飛んでる所を撮りたくなるんですよね。
これがなかなか写らない。
私はNikonあたりが、飛び回ってチョウを追尾するカメラを発売してくれるんじゃないかと待っているんですが…。
2011/4/20(水) 午前 2:47 weaponshouwa
 
 
義蜂さん、こんばんは。
あっちの山だと起伏が激しくて、斜面も切り立ってる感じですからねえ。
ちょっと風の出てる日に吹き溜まりをゆっくり飛んでてくれたりすると、空中で寄るのも少しは楽なんですが…。
根が強欲貪欲なものですから、一生態撮ると次は…とか考えてしまい、クワガタも飛ぶまで待とう という話になってしまうんですよねえ。
2011/4/20(水) 午前 2:53 weaponshouwa