一番蝶

一番蝶
2011/4/6(水) 午後 11:39
 
 
 急に勢いを増した春を 仙台市泉区に迎え撃ったのは、昨5日の事。
 
 
 
 
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 おそらく当日の午前中に羽化したのであろう、新鮮なヒメギフチョウ
 
 まだ寒い日の多い春にしか出ない種類だけあり、保温のための微毛がフサフサしている。
 黄色い襟巻きがかわいらしい。
 
 
 
 
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 祖先から受け継いだ体の構造を確かめるように、少し飛んでは枯葉の上にとまる。
 求める花はまだ咲かず。
 
 出来立ての羽根が陽に透く。
 
 
 
 
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 もう間も無く 林床一面にカタクリの花が咲き乱れ、ヒメギフチョウたちは全霊を籠めて吸蜜するだろう。
 
 人間が花見の場所決めなんかしているうちに 春は逃げ去ってしまう。
 
 
 
 
                                             2011年4月5日  仙台市泉区。 
 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
綺麗な蝶ですね。
アゲハに似ている。そしてどこか蛾っぽい印象があります。
自分だけかな?
2011/4/7(木) 午前 0:23 ひさ@くわがた
 
 
こちらは岐阜県なのですが、ギフチョウと近縁なのでしょうか?
カタクリの花の蜜をすうんですね、勉強になりました。
カタクリの花とヒメギフチョウのショット、ぜひ見てみたいです。
2011/4/7(木) 午前 9:53[ しんさん ]
 
 
とても感動的な場面ですね。
しっかり目を凝らせば、こうして生き物たちの春も始まっているのですね。
2011/4/7(木) 午後 6:58 オールドパッション
 
 
ひささん、こんにちは。
ルードルフィアはアゲハチョウの中でも発祥が古いグループです。
パピリオクロームの黄色とメラニンの黒による縞模様は共通していますね。
ガに見えたとすれば、やはり毛深いからでしょうか…?
2011/4/12(火) 午前 11:36 weaponshouwa
 
 
しんさん、こんにちは。
その名も「岐阜蝶」ですからね。
ギフチョウヒメギフチョウはごく近縁で雑交個体も出来ます。
ヒメギフチョウは大陸にも分布しますが、ギフチョウは日本特産。
このグループが大陸と地続きだった列島に侵入し、日本列島が分離した後で分化したのがギフチョウだと考えられているようですね。
カタクリの花は咲いたんですが日照との折り合いが付かず、今年は旧蜜を撮影できていないんですよね。
お時間ございましたら「ヒメギフチョウ」のカテゴリから、昨年の下手な写真を(いまだ下手ですが…)覗いてみてください。
2011/4/12(火) 午後 0:14 weaponshouwa
 
 
オールドパッションさん、こんにちは。
まだ春浅く派手な顔ぶれの少ない中、色鮮やかなヒメギフチョウは目を引きますね(とまってしまうと背景に溶け込んで見えなくなったりしますが…)。
長い冬の出口でこうして一頭目を見る事が出来ると、とても安心します。
今年の発生の多少はまだ判断つきませんが、たくさん出てくれると嬉しいですね。
あとは小さく狭いポイントなので ここではあまり採らないで欲しいんですが、網持った人来ますからねえ…。
2011/4/12(火) 午後 0:36 weaponshouwa