鎬を削る

鎬を削る
2010/8/4(水) 午後 1:39
 
   
 ヤナギの木に雨が注ぎ、高い枝から降りて来たノコギリクワガタと、幹で樹液を吸っていたカブトムシが衝突。
 背後から来るノコギリクワガタに、カブトムシが向き直って頭を下げる。
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
 
 カブトムシの突き上げでノコギリクワガタの脚が幹から離れ、木から落ちかけるものの何とかその場に残す。
 キンバエが一匹、ずっと影から見守っているのが面白い。
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 角の突き上げを嫌ってか、ノコギリクワガタは反時計回りに廻り込む。
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 最初とすっかり位置関係が逆転。
 カブトムシが頭角を振ると、それに合わせてノコギリクワガタが左右に素早く動く。
 少し睨み合い。
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 攻め急いだか、不用意に前進したノコギリクワガタの頭部左側から、カブトムシが頭角を滑り込ませる。
 最初に決まり掛けたのとすっかり同じような突き上げで、ノコギリクワガタの脚が木から浮く。
 
 「 バキバキッ! 」
 と激しく、乾いた音が響く。
 
 
                                                2010年7月30日   宮城県
  
 
 
 
 旧ブログより↓
 
写真を見ているだけで臨場感があるネ~!
こんなところを見てみたいものです。
2010/8/4(水) 午後 2:20 東北の温泉バカ
 
 
Kenさん、さらにこんばんは。
写真に音が写ると良いんですけどねえ。
大きなカブトムシやクワガタが組み合うと、バリバリッと激しい音が聞こえ、夜はそれを頼りに虫を探せるほどです。
「甲虫」と言うだけの事はある、と思わせますね。
2010/8/4(水) 午後 10:29 weaponshouwa
 
 
こんばんは^^
カブトは如何にして角を下に差し込むかが勝負どころ。
最後の画像だと勝敗が決しているような感じに見えますね^^
それにしてもキンバエ、下手すりゃ潰されちまいそうな場所に…^^;
2010/8/4(水) 午後 10:56 gibachinamazu
 
 
義蜂さん、こんばんは。
カブトムシは、頭角を幹スレスレに下げたままで相手の隙を窺っていました。
構えが戦法を物語ってますね。
両者が反時計回りに動いた時、キンバエがカブトムシに踏まれるんじゃないかと思いましたが、それでも逃げませんでしたね。
この闘いにおいて、ある意味で最も勇敢だったのはキンバエかも。
私とは7月最後の大一番を観戦した仲、と言う事になります。
2010/8/5(木) 午前 0:24 weaponshouwa
 
 
この2頭は
戦いなれてますね~♪
ノコギリの戦闘意欲が凄いです♪
2010/8/5(木) 午前 8:27[ ひろ1号 ]
 
 
目の前で、繰り広げられているような、気分で拝見しました。
すごいですね!!
昨日、県内の4歳の少年が、雌雄同体のノコギリクワガタを発見!という、地方版ニュースを放送しておりましたが、案外、いるものなのですね。
何だか、前もって知識があったので、とっても興味深く見ることが出来ました。サンキュウ!です!!
お礼の、ポチ☆
2010/8/5(木) 午後 2:54 ポン母
 
 
ひろ1号さん、こんばんは。
樹上で甲虫のオス同士が衝突するシーンはよく見ますが、大概は最初の接触で実力差が明確になり、格闘以前に一方が退きますね。
今回はノコギリの体格がカブトムシに匹敵した事と、両者の戦意・技術が拮抗した事で、珍しく見応えのある一番になりました。
突き上げを喰らいながら尚も向かっていくクワガタって、すごく稀だと思います。
2010/8/6(金) 午後 11:07 weaponshouwa
 
 
ポンさんのお母様、こんばんは。
毎年夏になると、雌雄嵌合体のクワガタがニュースになりますね。
割合は数万個体に一頭程度で、それほど珍しいものではありませんが、雌雄の特徴が左右で綺麗に分離する物は少なく、また見事ですね。
知らずに採った子は驚いただろうなあ…。
2010/8/7(土) 午前 0:02 weaponshouwa