呼び合う力

呼び合う力
2010/8/3(火) 午後 11:39
 
 
  
 あるポイントの奥まった所に伸びる、一本の細いヤナギ。
 いつ見ても割と良く樹液を出しており、天気の悪い日でも欠かさず見て回る事にしている。
 
 この日も曇っていたが、当然チェックしてみると
 
 
 
 
 
イメージ 1

 
 
 やや高い枝分かれには、太ったノコギリクワガタが。
 
 
 
 
 
イメージ 2

 
 
 低い位置にはカブトムシが来ていた。
 
 この両者が闘ってくれたら面白いだろう、と思うがどちらも樹液に口を付けて動こうとしない。
 
 近くの枝に来たスミナガシを撮ったりしていると、そのうちに雨が降り出す。
 幹周りには雨がかからないが、高い枝から濡れ始めた。
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 ノコギリクワガタが木を降り始め、オーバーハング気味になったカブトムシのいる場所へ向かって行く。
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 背後から噛み付くかと思ったが、カブトムシの横をノコギリクワガタが通過しようとする。
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 互いの足が触れ、カブトムシがノコギリクワガタの接近に気付き、素早く向き直る。
 
 
 …良い所だが、
  画像が掲載容量を越えてしまったので、次回へ続く。
 
 
 
 
 
                                             2010年7月30日  宮城県
 
  
 
 旧ブログより↓
 
こんばんは^^
ミヤマなんかは特にそうですが、脚が鋭敏なセンサーになってますよね。
視覚的なものでケンカを売っていく状況って、確かに見ない。
一触即発、という言葉がぴったり^^
2010/8/3(火) 午後 11:52 gibachinamazu
 
 
おはようございます
こういうタイミングに出会いたいですネ!
しばらくぶりで、太白山に行ってみようかな。
2010/8/4(水) 午前 7:18 東北の温泉バカ
 
 
義蜂さん、こんばんは。
ノコギリクワガタが接近しても、このカブトムシはギリギリまで樹液に吸い付いていました。
背後からの接近だったという事もあるでしょうけど。
鈍重な個体かと思いましたが、直接触れてから向き直るスピードは爆発的。
ずいぶん数多くの虫を見てきましたが、こうして甲虫が本来の生息環境で実力の拮抗した相手と戦う姿を見せてもらえる事は稀ですね。
2010/8/4(水) 午後 9:58 weaponshouwa
 
 
Kenさん、こんばんは。
甲虫同士が餌場で接触するシーンはよく見ますが、大概は本格的な格闘にならず、すぐに力の劣る個体が退いてしまいます。
今回のように二度以上に渡って刃を交える事は珍しく、捕まえずに観察した甲斐がありました。
太白山麓でも馬鹿デカいミヤマが出たりするようなので、沢山樹液を出す木が集まったポイントが見つかると良いですね。
2010/8/4(水) 午後 10:21 weaponshouwa