ノコギリクワガタ 大歯追加

ノコギリクワガタ 大歯追加
2010/6/27(日) 午後 8:59
 
   
 耳状突起信奉者の私としては、どうしても出始めのミヤマクワガタに気を取られてしまう今日この頃ではあるのだが。
 もう一方の夏の雄、ノコギリクワガタも発生が安定しつつあるようだ。
 
 一頭見つければ周りにも数頭という感じで、同じ餌床から這い出した数個体がまとまって樹液に来ているような印象。
 
 
イメージ 1

 
                                                  2010.6.25
 
 昨年は序盤から大型個体がゾロゾロ出て来て恐いくらいだったが、今年は並の大歯連中からスタート。
 
 ただ、やたらと発生が早いのが気になる。
 6月の先走りだけで結構な数を見ているので、今年は総個体数が多いという事か、それとも発生期が全体に前倒しになるのか。
 
 
 
イメージ 2
 
 
                                                   2010.6.25
 
 ここでは黒いノコギリクワガタばかり見るような気がする。
 よその写真で見るような真っ赤なノコも見たいが、稀。
 
 体色に幅のある種類なので、形だけでなく色の地域性を眺めたら面白そうだ。
 
 
 
イメージ 3
 
 
                                                  2010.6.25
 
 新しいポイントにもノコが寄っていたが、まだ高い位置にしか樹液が出ておらず、写真を撮りづらい。
 特大を狙って数多くの個体をチェックするならこっちかな。
 
 
 
イメージ 4
 
 
                                                2010.6.26
 
 こうして枝の混んだ所でうっかりショックを与えると、落ちるクワガタがあちこちに跳ね返って二度と見つからない、という事がよくある。
 一目で特大とわかるような奴に限って、どこかに消失する。
 一夏に何度も泣ける。
 
 
                                           2010年6月25~26日  宮城県
  
 
 旧ブログより↓
 
昨日の夜は蒸し暑く絶好の灯下採集日和と出掛けましたが、クワガタは見られませんでした。昨年も7月8日でコクワのメス1のみでしたので、まだ早いのかな?と思うのですが、こんなに居るんですよね?(汗)
2010/6/27(日) 午後 10:39 ひさ@くわがた
 
 
こんばんは^^
狭いヤナギ林では、木々に接触することなく歩くという気遣いが大変なときあるなぁ。
うっかり浮いてる根を踏んで、その木からパラパラと何か虫が落ちたり…。
里の近くではクワガタも全開モードに突入しつつあるようで。
ブナ帯では寂しい限りでした^^;(ホムペ見てネ)
まだまだ夜の気温は低調、ということなんでしょうね。
むしろ昼のほうが活動しているかもしれません。
2010/6/27(日) 午後 10:57 gibachinamazu
 
 
やっぱり、好きなものは・・・ですね。
発見出来るお目目が、素晴らしい!!ポチ☆
。。。因みに、わたしも、バラに付く虫は、よく見つけますが。。。
ところで、ノコギリクワガタの、ノコは、戦いの他に使うことあるのですか?命名は、やはり形からですか?
2010/6/27(日) 午後 11:02 ポン母
 
 
ミヤマ、ノコ大歯いいですねぇ
前記事のミヤマの耳でかすぎです、、
スズメバチ恐いです。
石川はこの土日は雨続きで天気が安定しなかったんで見にいけずでした。。
雨のせいかまだ気温が低いです。
2010/6/28(月) 午前 3:31[ @KEN ]
 
 
ひささん、こんばんは。
私も樹液採集一本槍で、灯火の状況は存じ上げないんですが…
自分で見る場所の昼間の樹液には、既に相当数の個体が出ていました。
画像の個体以外にも見ていますし(まだ載せてなかったり、落としたり)、地元のお爺さんは私が確認した総数よりたくさん捕まえてましたね。
灯火と樹液だと、時期や条件で成果がずれるという事はあるかも知れませんが、むしろ今だと灯火の方が採れても良さそうなんですけどねえ。
とりあえず行くたびに続報を打つので、よろしければ発生期の目安にどうぞ。
2010/6/28(月) 午前 3:52 weaponshouwa
 
 
義蜂さん、こんばんは。
そうなんですよね。
ある程度勢いのある木だけが生き残って、樹間が空いているポイントだと歩くのも楽なんですが。
まだ木が若くて、一番下の枝を屈んで潜らなければならないような場所だと、大概どこかにぶつかってオオムラサキがバサーッと散ったり。
ミヤマだと歩く振動だけで落ちてくる物もいるし。
まあ、そこが鈍いとカラスやフクロウに全滅喰らっちゃうんでしょうから文句言いませんが…。
ひささんも仰ってましたが、灯火のスタートはやや厳しいのかな。
ここの近辺だと昼間に採れるからか、近くの子供達にも街灯採集の文化自体が無いようです。
連中はTシャツ短パンにビーチサンダルで森に分け入り、クワガタ落とす時はキックではなく登って全体重かけて揺らすし。
女の子と擦れ違うと「ミヤマ採れた?」って聞かれるし。
ここのクワガタに合わせて昼行性に進化した、彼らの文化史でも纏めたら面白いと思うんですが…。
2010/6/28(月) 午前 4:20 weaponshouwa
 
 
ポンさんのお母様、こんばんは。
取り柄と言っては虫視力ぐらいしか見当たらない私の事、何度でもフィーチャーして頂ければ幸いです…。
やはり視力そのものではなく、物を見る動機によるんでしょうね。
短くて力の入るアゴのメスが枝をかじって樹液を出し、そこにオスがやってくる…という事をよく言いますが、オスも自分で樹液の出口を広げているのを見る事があります。
まだメスが出てない時期だと、自分でやるしかないんでしょうけど。
あとは交尾の際にメスをホールドしたり、潜る時に土を掘ったり。
まあ、オスのアゴですから、どつき合いに主眼が置かれている事は間違いありませんね。
2010/6/28(月) 午前 4:38 weaponshouwa
 
 
ケンシロウさん、こんばんは。
スズメバチ、子供の頃はちゃんと恐かったような気がするんですけどねえ。
平気になると末期ですね…。
ミヤマも70mmからが勝負なので、まだどうなるか…。
長い事やると自己ギネスは破りづらくなってきますが、今年は(も)大当たりに期待したいですね。
こちらも土曜の昼過ぎくらいから急に曇り始め、夜には雨になってしまいました。
ただ、やたら蒸し暑いんですよね…。
2010/6/28(月) 午前 4:57 weaponshouwa
 
 
今年はまだミヤマとノコの大歯型を見てません~>< ノコの体色の変異は興味深いですね~ 我が家の飼育個体群では、前蛹から羽化にかけて低温で管理したものは黒くなり、高温で管理したものは赤くなる印象があったのですが、野外ではどうなのでしょう。鹿児島のような暖かい地方でも漆黒の個体がいたりします。クワは発育にばらつきが出やすいので、同じ地域でも羽化時期が異なれば温度環境が違うでしょうから色彩の変異が現れるのでしょうかねぇ^^
2010/6/29(火) 午前 2:37 ハル
 
 
ハルさん、おはようございます。
こっちのノコもまだ特大という訳にはいきませんが、八丈島ならギネス…程度の連中ですね。
この辺りでは黒っぽい個体が多いんです。
赤い個体もいるにはいますが、少ないし、小さい物に多かったり。
高温が赤味を作るのは間違い無いと思います。
むしろ、もともと赤く透けた下地に、低温なら黒い色素が定着し、高温だと色素の定着が進まず赤いまま…
という流れなんじゃないかな?
あとは個体ごとの色素の総量とか、気温に対する感受性の差が、同地域内での体色のバラつきを出すのでは、といういい加減な予想。
ミクラミヤマなんかは餌で違うって言うけど、どうなんだろう。
羽化途中で死んだ虫が白いままだったり、トカラノコの黄色い系統を本土で飼うと黒っぽくなってきたりという話を総合すると、うっすら真相が見えてくるような気がするんですよねえ…。
2010/6/29(火) 午前 8:23 weaponshouwa
 
 
こんばんは。
青い空に、緑の新緑の葉に、ノコ大歯型ですか!コンパクトデジカメじゃここまで撮れません…
1枚目の写真はお見事です!
2010/6/29(火) 午後 10:58 Dragon
 
 
Dragonさん、こんにちは。
ノコを近寄って撮るのって、意外に難しいんですよね。
高い枝先にいることが多くて、低くても枝の混んだ所にいて、カメラ引っ掛けると落ちてしまったり。
目の高さに堂々とした大歯がとまっててくれるのが理想なんですが、なかなか…。
ミヤマが増えてくれば、魚眼レンズで寄る機会も増えると思うので、また覗いてやってください。
2010/6/30(水) 午後 3:40 weaponshouwa