交尾干渉 ヒメギフチョウ

交尾干渉 ヒメギフチョウ
2010/4/27(火) 午前 0:29
 
 
 先日は、交尾相手のメスを探して飛ぶオスのヒメギフチョウが、同じオスに飛びつくシーンを載せた。
 あれは4月13日の事だった。
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 これは4月21日の分。
 やや飛び古した一頭のオスを追跡して歩いていたところ、そのチョウが急降下して地表に落ちるのが見えた。
 メスを発見したか、今回もオスと間違えたか。
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
 寄って見ると、どうも三頭のチョウがいる。
 すでに交尾中のペアが地表にいた所に、私が追っていたオスが割り込んだもののようだ。
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
 左側で裏返しになっているのが、割り込んだオス。
 枯れ枝に羽根を擦るのにも頓着せず、執拗に絡む。
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 画像上が割り込みオス。左下がペアオスで右下がペアメス。
 
 オスが飛びつく時は相手の性別によらず、大雑把に縞模様を見ているくらいだが、こうして交尾中のペアに割り込む所を見ると、接触してからはメスを見分けて執着を示しているようだ。
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
 割り込んだオスが諦めて飛び去った後。
 20秒ほどの出来事だった。
 
 右側のメスが、枯葉をつかんで移動を始めている。
 この後しばらくオスを引きずり、細い枝に登って静止した。
 
 邪魔が入ったせいもあるのか、夕方寒くなるまでの観察中に交尾は終わらず。
 交尾付属物の形成を見たかったが、今回は確認出来なかった。
 
 発生の遅い今年なので、もう一度くらい機会があると良いのだが。
 
 
 
 
                                              2010年4月21日 仙台市 泉区。 
 
 
 
 
 
こんばんは^^
接触後は雌を認識しているということは、フェロモンなんかが微妙にはあるってことかな。
それとも違う感覚で認識しているのかな…。
当人に訊いてみないと結論は出難いか^^;
これは次回、夜間まで粘れということなのか!?^^;
2010/4/27(火) 午後 10:42 gibachinamazu
 
 
義蜂さん、こんばんは。
 
遠目には羽根のストライプで無差別に接近し、寄ったらやはり匂いだと思うんですよね。
オス同士だとちょっと触ってパッと離れるし。
 
寒い春先に夜通し観察というのも、乙というか身投げというか…。
2011/11/16(木) 午後 6:26 weaponshouwa