ヒメギフチョウ 交尾

ヒメギフチョウ 交尾
2010/4/23(金) 午前 2:38
 
 
 
 これまで晴れたり曇ったりという日ばかりで、気温が上がり切らない日が多かった。
 そのせいもあってか、ヒメギフチョウの数は出ていても、今年は交尾個体を目にしていない。
 
 そこに来て21日は朝から暖かく、朝の気象予報では表示した最高気温をその場で上方修正したりしている。
 
 ぬるまった風をうけながら、いつもの場所に。
 昼までは飛翔、吸蜜しか見られなかったが、14:00くらいから交尾個体を見つける。
 
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 
 ヒメギフチョウのメスは、基本的に一度しか交尾しない。
 交尾後にオスが造る付属物で、交尾口を物理的に塞いでしまうのである。
 
 こうして交尾が観察出来るのだから、まだ羽化後間もないメスがいるという事。
 やはり今年は例年に較べて発生が遅いようだ。
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 地表で。
 メスがオスを引っ張って歩く。
 
 危険を感じると交尾中に飛ぶ事もあるが、その際も飛ぶのはメス。
 両者が思い思いに飛んだり歩いたりすると方向が定まらないので、主導役が決まっているのは合理的だと思う。
 
 交尾中に他のオスが割り込む事もある。
 そうした邪魔が入るのを防ぐために、近くの草木などに移動して登るのだろう。
 
 
                                             2010年 4月21日  仙台市泉区 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
ヒメギフチョウの交尾シーンが良く撮れていますね! 交尾時間がどれくらいの長さで、交尾プラグがどのように造られるのかが気になります。オスとメスの間で取り交わしがあり、移動と飛翔はメスが担当するというのはひじょうに興味深いですね^^
2010/4/23(金) 午前 9:14 ハル
 
 
こんばんは^^
先日の予告画像も素晴らしい^^♪ギリでフレームインというのがまたダイナミック♪
今週末は晴れるようですが、土日、共に仕事の身…。
そういう意味でヒメギフには会えませんね^^;悔しい。
残業代で400mmでも買ったろか!と自暴自棄気味(笑)
2010/4/24(土) 午前 0:23 weaponshouwa
 
 
日付は変わりまして、ハルさんこんばんは。
午後から見た一組を離れるまで観察しようと思いましたが、夕方までずっと離れなかったんですよね。
1時間くらいで終わって、離れ際にオスが腹端の毛と分泌物を混ぜて付属物を作るのが普通なんですが。
他のメスの産卵行動を追跡してから戻って見てもそのままだったので、触らずに帰ってきました。
翌朝まで一緒だったのかな?
交尾中、アゲハチョウ科ではメス主導ですが、一体いつ、何がきっかけで明確な分担が成立したのかが不思議です。
2010/4/24(土) 午前 0:50 weaponshouwa
 
 
義蜂さん、こんばんは。
あれは一瞬チョウが浮いてから斜面を滑って降りる所で、本来の順番とは並びが逆になってます。
土日の予報も最高13~14度と、この時期晴れる日としては涼しすぎるようだしな…。
同じ場所の桜に来るメジロに、70-300mmを試してみました。
確かに重いものの、まだ持てる範囲。VRⅡの効きも良くて夕方にも十分鳥が撮れました。
400mmは…さすがに別世界だろうなあ。
買えとも買うなとも言いづらい雰囲気だし…(笑)
2010/4/24(土) 午前 1:29 weaponshouwa