マツモムシ

マツモムシ
2010/3/21(日) 午前 3:08
 
 
 
 小魚すくいの副産物が、このマツモムシ。
 
 
 
 
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 タガメタイコウチミズカマキリなどといった、水生の半翅目に属する。広くはセミの仲間。
 
 何かしっかりした足場につかまっていないと体が水面に浮かんでしまうようで、水を張ったガラスの容器に小さな紙片を沈めておくと、水底の紙片まで潜って、取り付いては浮かび、また潜ってを繰り返すという。
 
 捕まえた同行の子は、この虫を直に触ろうとしない。
 以前触って、鋭いクチバシで手を刺された事があるという。
 かわいい虫だけに、初めて刺されると結構驚く。
 
 今まで春先に見たことは無かったが、網ですくって入るのだから、小川の岸の水草の中で越冬しているようだ。
 普段見ている領域でも、普段と違った方法で調べてみると、意外なものが見つかるという好例だろう。
 
 
 
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 これはカワゲラの幼虫だろうか。
 
 子供のほうが、大人よりもたくさんの生き物を、短時間に見つける。
 私は後ろで待っているだけで写真を撮らせてもらえるのだから、なんだか申し訳ないようなものだ。
 
 
                                       2010年 3月20日  仙台市 台原森林公園 
 
 
 旧ブログより↓ 
 
マツモムシは「セミの仲間」に分類されましたのね。
カメムシ」は単体の分類にされてますものね…。
個人的には「水生カメムシ」という分類が頭の中に舞っております(笑)
2010/3/21(日) 午前 3:40 gibachinamazu
 
 
本来なら、半翅目を「セミ」と「セミの仲間」に分けるのが順当だろうとは思うんですが、やたらと特徴的なカメムシばかり数多く撮れたので、カメムシ主導で分けてみました。
タガメタイコウチの数がそろえば、水生半翅を独立させたいんですが、マツモムシ一種では寂しいだろうと思ったので…。
2010/3/22(月) 午前 8:30 weaponshouwa