マッチョノコギリ

マッチョノコギリ
2009/8/16(日) 午前 0:32  
 
 
 
 
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 先の記事でも少し触れた通り、大きなノコギリクワガタが採れた。
 
 今年はミヤマクワガタが多く、8月に入ってノコギリクワガタの発生は少し勢いが弱いかと思っていた所だったが。
 
 普段はクワガタよりカブトムシが多い、ポイント北西の細い木の水平に出た枝にとまっており、デカいというよりはケツが分厚い、という印象を受けた。
 
 
 
 
 
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 写真を撮ってから手を伸ばしてつかんでみると、この近辺で見た大型の連中よりも、もう一段明確に大きい。
 
 左右のアゴ先が折れ、鞘翅や複眼の表面がツヤ消しになった老ノコギリだが、頭と胸部の発達が著しくゴツい個体だ。
 
 
 
 
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 四枚目は比較画像で、左側が先日頂いた70mmオーバー。右側の今回の個体が、体格で若干勝るようだ。
 アゴを欠いた分、純サイズは68mm手前にしかならないが、まあごく私的な定点ギネスに数えておきたい。
 
 昨年の最大個体も67.5mmほどで、やはりアゴ減り、採集時期もほぼ同じだった。
 お盆前には周りのポイントで樹液が止まり始めたりして、ノコギリも移動してくるのだろうか。
 
 アゴ先の折れは残念だが、頭一つ抜けた個体がいるとわかった事だけ見ても、今回の採集には大きな意義があったと思う。
 
 ノコギリクワガタの二次発生については、あまり話を聞かないから何とも言えないが、虫の豊富な今年の内にまた大きな個体に出会いたいものだ。
 
 
 
                                                2009年 8月11日  宮城県
 
 
 旧ブログより↓
 
極太ノコギリ・・・良いですね~♪
稀に採れることがあるんですが・・・
他とは雰囲気が違うんですよね・・・ブリード
して固定できないかなぁ・・・
2009/8/16(日) 午前 7:48[ ひろ1号 ]
 
 
みな同じように見える虫たちにも、人間同様、目の大きさとか、
足の長さ、スタイルetc...個性があるのでしょうか?
よくよく、見ると。。。やっぱりとっても面白いですね。
2009/8/16(日) 午後 2:51 ポン母
 
 
こんばんは^^
太マッチョですね^^
他のクワガタでもそうですが、東北って太い個体の印象が薄い。
はずだった。
最近は暖かいからなんでしょうか、太い個体も比較的よく見かける。
子供の頃と気候が随分変わったんだな、と痛感します。
冬なんて最近、ソリ遊びできるくらいの雪は降らないし。
そういう影響もあるのかな、とか思わされちゃいます^^ゞ
2009/8/16(日) 午後 9:50 gibachinamazu
 
 
こんばんは、お久しぶりです。
相変わらず、というかますますパワーアップって感じですね??
いつも足を使って追い続けるWeaponShouwaさんに脱帽です。
私事ですが、座って虫を待つという感じでライトトラップを決行しました。
結果、惨敗・・・
やはり足を使うべきですかね~。
結果は蛾の写真集になりました!
2009/8/16(日) 午後 11:19[ akiaki ]
 
 
でっかいノコですね!!
それだけ自然hが豊かということでしょうか。一度でよいからそんなノコを捕りたいです。
2009/8/18(火) 午後 10:17 河内のおっさん
 
 
 ひろ1号さん、こんにちは。
 
 ノコギリクワガタは、胸部に対し頭がやや狭い個体が多いようです。
 が、クワガタの常で大型化と共に頭が張り、行き場を失った容積がボディ全体を横に広げたような個体も出るんですよね。
 
 マッチョ化のリミットサイズが産地によって少しずつ異なり、70mmあたりでパンパンになるこの近辺は、限界点も小さめなのかな、と思ってます。
 
 地元における、いわゆる限界の顔を見てみたくて、普通種ばかりチェックしてしまいますね…。
2009/8/19(水) 午後 3:26 weaponshouwa
 
 
 ポンさんのお母様、こんにちは。
 
 一般には、どれを見ても黒くてツノ付き、くらいのものだと思いますが…。
 好きで何年も見ていると好みがシビアになり、頭の幅が足りないとか、アゴのカーブが緩いとか、文句ばかり増えて素直に喜べなくなっていけません。
 
 それだけに、良い型した奴を見ると嬉しいものですが、理想の個体はほんの一握りですね。
 
 恐らく死ぬまで探す事と思います…。
2009/8/19(水) 午後 3:40 weaponshouwa
 
 
 義蜂さん、こんにちは。
 
 やはり逞しい個体を育てる土壌というものがあるのか、デカい個体は特定のポイント一帯に連続で発生するような気がします。
 
 私は低地が大きくなるように思いますが、他でも例えば故 渡辺徳氏の 蔵王で採れたミヤマクワガタコレクションなどを見ると、やはりデカいものは70mmを大きく越えているようです。
 
 大河原の公民館に、まだ収蔵されていると思うんですが。
 
 ミヤマやノコギリがきっちり二年かけて育つ所が、昔は多かったのかな…。
2009/8/19(水) 午後 3:49 weaponshouwa
 
 
 akiakiさん、こんばんは。
 
 ここらへんのノコギリクワガタも不思議と軒並みデカいんですが、67mmくらいでピタッとサイズがストップしてしまい、70mmに迫るような大型個体は僅かです。
 
 昨年、今年と、夏の終盤になって、頭一つ抜けた個体が出ましたが、いずれもアゴが欠けたり折れたり。
 まあ、ひと夏の戦歴を示す物と考えてるので文句も少ないんですが、脚と違ってアゴ減りはサイズに障りますから…。
 
 灯火も楽しそうなんですが、昼に力を使い切ってしまいますからね。
 寝ながらでも、ネコか何かが代わりに虫採ってくれるように仕込めないかな。
 
 16日にも大きなノコギリクワガタが二頭採れましたが、大きな方を知り合いの男の子に取られ、残った方を後で測ったら65mm。
 まだ採れそうな気がしてます。
 
 ライトだと、夜が冷えない日に二次発生の個体が狙えそうですね。
 あとは守備範囲をガにまで広げてみては?
 
2009/8/20(木) 午前 0:41 weaponshouwa
 
 
 河内のおっさん様、こんばんは。
 
 絶対に、とまでは言えませんが、やはり豊かな土壌には大型個体が出やすいようです。
 
 古い環境というのか、生物相が賑やかな場所。
 手は入って、かつ痩せてない山が理想ですが、なかなか良い所は見つかりませんよね。
 
 幼虫の数に見合う以上の食べ物があれば、育ちきった大型個体が沢山出てきそう。
 
 昔のクワガタはデカかったなどと言うのは、こういう事なんじゃないでしょうか。
2009/8/20(木) 午後 11:28 weaponshouwa
 
 
はじめまして。
私も今年、異常にマッチョのノコを1匹捕まえました。
体やアゴが明らかに太いのですが、サイズのほうは67ミリで、
「なんでこれで67ミリなんだ・・・。」と思ってなげいたことがあります。
そちらにはヒラタはおりませんか?
2009/8/23(日) 午前 8:10[ あひるいけや ]
 
 
こんばんは^^ご無沙汰してます。
最近、記事UPがなされないのは、ご多忙等によるものでしょうか?
さて、このコメ欄で大変失礼なのですが…
実は、標本にしていただきたい個体が出てきました。
私が所有している個体ではないのが残念ですが…、
驚きの個体です。実物は私も初めて見ました@@;
近日中に、私の本家ホムペでも特報する予定の個体です^^
ご都合、どうでしょうか?
2009/8/27(木) 午後 11:47 gibachinamazu
 
 
はじめまして、ハルと申します。良い型のノコギリですね~ やはりワイルドの大型個体は横幅があり迫力がありますね。私の地元では60ミリクラスさえ滅多に採集できないので、ブリードで大型個体を狙っています^^
2010/3/6(土) 午前 1:39 ハル
 
 
いけやさん、こんばんは。
昨年夏過ぎから、ここをしばらくほったらかしにしてしまい、チェックを洩らしてしまいました。お返事が大変遅くなり、申し訳ございません。
そちらのノコ67㎜も、頭胸の張ったゴツい奴でしたね。
この辺のサイズからの存在感は別物、そして急に数が少なくなるように思います。
ヒラタが野外にいる姿も見てみたいですね。残念ながら、宮城県は北限のちょっと北になってます。オオクワガタも他所より薄いようだし。
今夏も大きな御成果をあげられます事を。
2010/3/6(土) 午前 3:18 weaponshouwa
 
 
ハルさん、こんばんは。
飼育で大きいノコを出せる人、偉いと思います。
ある程度から先は、やはり体型にこだわっちゃうんですよね。
ノコは頭が張ってないと、いまいちだものな…。
昨年お持ちだった愛知の大ノコなんか、すごく良い線行ってると思いますが、ノコの遺伝ってよくわからないですからね。
同じ本州でも地域差は確かにあるようで、私が見る場所のノコギリの形って変わってるんですよね。
先の記事にも書いたとおり、アゴがやたらに頑丈そうな形で。
体型も、65㎜超えるとひたすら太っていくようだし。
今期も注意してみたいと思ってます。
2010/3/6(土) 午前 3:42 weaponshouwa