’09 当たり年

’09当たり年確定
2009/7/13(月) 午前 1:16  
 
 
 
 
 今シーズン、6月中こそミヤマクワガタばかり採れ、ノコは寂しい年なのかと思っていたが…。
 
 7月に入り、水没林や新規ポイントの良い木を蹴飛ばすと、大型大歯の個体がドサドサと落ちて来る。
 
 昨年、シーズン通してノコの65mm以上は8頭。
 今年はここまでで既に4頭が65mmに乗り、アベレージが高い。
 
 
 
 12日はミヤマを複数落としたものの、写真にならず。
 新しいポイントに転戦。
 
 新ポイントに踏み込むと、前回見た木の樹液の勢いが良くなり、虫影が濃い。
 
 木の幹をかじるオオスズメバチの隣から60mm程度のノコギリを掴み、アゴの型をチェックしていると何かの羽音。
 
 すぐには羽音の主を発見出来ず。
 しばらく静かにしていると、2メーター程の高さの枝から大きな甲虫が飛び立った。
 
 もといた木を回るように、頭を上げて飛ぶ姿は、これもノコギリクワガタ
 
 高く飛び上がってしまい、逃げられるかと半ば諦めたが、近くの高い木の梢にバサッと音を立ててとまった。
 
 斜面から水平に生え、途中から上に伸びた大木である。
 隣の枝を手すりに使い、幹の上に両脚で立って跳んで、着地の衝撃で落とそうと試みる。
 
 ドシン、ドシン、と全体重を掛け両脚で飛び乗った所で目標のノコが枝を離れ、落下しながら再び飛び始めた。
 また飛び去ってしまうかと焦らされたが、重たい虫体は十分な揚力を得られずに近くの下草へ着地。
 
 駆け寄って手に取ると、これが今期ここまで最大のノコギリクワガタであった。
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 一頭目の大歯と並べてみると、かなりの体格差。
 クヌギの山に落としてきたノギスを買い戻して正確に測りたい所だが、少なくとも67mmを越えている。
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 この後ポイントを一周し、65mm前後の大型ノコギリを二頭。
 いずれも陽が当たる高い枝先にとまった個体を落としたものである。
 
 どの木もカナブンやハナムグリが賑やかしており、ミヤマも大型が来ていたが、他項に譲りたい。
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
 今年は、こうした仔ウサギみたいな小型個体は少ないようだ。
 カブトムシが非常に少ないので、何か関連があるのかも知れないと考えている。
 
 
 
                                                2009年 7月12日  宮城県
 
 
 
旧ブログより↓
 
 
特に上から1、2枚目画像のクワガタ、モニター越しでも「おおー、スゲー」の一言です。
今年の梅雨、自分の所でも雨は多いですが、「梅雨寒」という言葉を使う間もないような気温の高い日が続いています。
この気温、やはり昆虫のサイズや数にも影響するのだろうか、と思いました。
2009/7/13(月) 午後 9:08[ zo_bula_bula ]
 
 
こんばんは^^
ぶっといノコが採れましたねぇ^^ゞ
背中なんかギリギリっぽいシワが寄ってて、大きさを物語る^^♪
今季は夜の山でも、昼の山でもノコ見なくて、ミヤマばっかし^^;
次回の出撃時はデカノコ飛んで来ないかな~^^ゞ

2009/7/13(月) 午後 10:20 gibachinamazu
 
 
こんばんは。
すごい収穫ですね~。
羨ましいです。
私も昼間に回れるポイントを見つけたいと思います。
それから、柳の木もチェックしてみようと思っています。
河川敷ってどう思われますか~?
木津川の河川敷と水辺の間に生えた柳が案外ポイント思っているのですが・・・。
私も早くナイスショットを取りたいものです~。
2009/7/13(月) 午後 10:39[ akiaki ]
 
 
 zo_bula_bulaさん、こんばんは。
 
 前線が北寄りという事なのか、時期の語としては梅雨寒より湿暑という風情ですね。
 
 複数年かけて成長するクワガタだと、2~3年遡った所からデータを検討したくなりますが、今年は確かにデカいノコギリクワガタが多いみたいです。
 
 カブトムシに何があったのか…。
 今年はまだ、数える程しか見ていません。
 これからドッと出るのかな?
2009/7/14(火) 午前 1:59 weaponshouwa
 
 
 義蜂さん、こんばんは。
 
 昔は、仙台あたりにデカいノコギリは少ないんじゃないかと思っていたんですけどね。
 今回の大型個体は、遺伝的なサイズの設定は並みで、環境が良い所で贅沢に育った個体という所でしょうか。
 
 昨年のアゴ減り67.5mmと比較すると、僅差で負けていて残念でしたが。
 
 そろそろ小さい個体も増えて来るとは思うんですが、何かデカいノコ続きで不安になってきた…(笑)。
2009/7/14(火) 午前 2:22 weaponshouwa
 
 
 akiakiさん、こんばんは。
 
 木津川の河川敷でコクワガタやノコギリ、たまにデカいヒラタが採れるという話だけは聞きましたが。
 長い川沿いのどこがポイントなんだか、地元にいないとなかなか絞れない…。
 
 何というか…一見ケチな群落も、ギリギリまで近付いて蹴ってみるとバラバラ落ちて来たりするので、本当に狙いが付け辛いんです。
 枝先を見る目が出来ると成果が違って来ると思うんですが、葉っぱに隠れてたりしますから…。
 ハズレ覚悟で次々ポイントを変えて、良い所だけ残すべきでしょうね。
 
 風向きと山からの距離を目安に、アタリを付けてみて下さい。
 昼に写真が撮れる自前のポイントを見つけたら、夏が数倍楽しくなる事は保証出来ます。
2009/7/14(火) 午前 2:47 weaponshouwa
 
 
最初の画像の2固体は同じ場所で採れたんですか?!
余りにも体格差がありますよね?左の極太固体は圧巻です。
サイズはどれ位の差があるんですか?
2009/7/14(火) 午前 8:14[ マンジャーレ ]
 
 
うむ!!!姫もこんなやつにそだてるぞぉ!!!!しかし。。。コバエが発生してますが。。。そんなもんなのだろうか。。。
2009/7/14(火) 午前 9:42 ヒル乃ヨル姫
 
 
子供と毎日近所のポイントを探していた頃、カブトムシの年、クワガタの年が交互にありました。
直接戦わなくてもクジラのような種の強弱が、1年毎に出るのでしょうか?不思議です。
2009/7/14(火) 午後 11:21 雷蔵
 
 
 けんちゃんさんのご指摘通り、大歯の4頭は同じ場所で採れた物です。
 
 一枚目の最大個体ですが、思いの他サイズが伸びず、67.5mmを少し切るぐらい。
 
 よその70mmと比べたら、同程度の体格なんですけどね…。
 この型が70mm行ったら凄い迫力だと思うので、まあ無理承知でひと夏やって見ます。
 
 壱岐のデカいノコギリ、気になるな…。
2009/7/15(水) 午前 2:10 weaponshouwa
 
 
 ヒル乃ヨル姫さん、こんばんは。
 
 コバエが湧きましたか…
 湧いてしまったら根絶は難しいですよね。
 
 コバエシャッターという名前で、蓋にフィルターの付いた飼育ケースが市販されてますから、見つけたら使ってみてはいかがでしょうか。
 最初の一匹が入らなければ増えない、という単純な話ですが。
 普通のケースと値段も変わらなかったんじゃないかと思います。
2009/7/15(水) 午前 2:19 weaponshouwa
 
 
 雷蔵さん、こんばんは。
 
 カブトムシとクワガタ、クワガタのうちでも種類ごとに幼虫時代の天敵が微妙に違ったりするんでしょうかね。
 
 また、一年一化のカブトムシに対し、クワガタはその夏に一年物と二年物が比率を変えながら出て来ますからね。
 
 昨年少なかった分が、今年の大型個体として回って来ているとすれば、ありがたい事です。
2009/7/15(水) 午前 3:03 weaponshouwa