砂の抜け殻

砂の脱け殻
2009/7/11(土) 午前 2:19  
 
 
 
 出始めた夏の物。
 聞こえて来るのはセミの声、である。
 
 声だけで姿の見えない事も多いが、木に残った脱け殻はよく見かける。
 
 
 
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 小さめで砂付きのかわいい脱け殻は、ニイニイゼミが脱ぎ捨てた物だ。
 
 平地に住むセミとしては、最も早く出現し、「チィーッ」という声を長く引っ張って鳴く。
 すぐ側で大音量の鳴き声がしているのに、セミの姿が見えない事がよくあるが…。
 
 
 
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 静かに寄ってみると…
 
 
 
 
 
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 声の主の姿はと探して見れば、マンガの忍者のような、見事な保護色で樹皮に溶け込んでいる。
 
 鏡を知らないセミが、自分と似た色の樹皮に好んで寄り添うのは不思議な事だ。
 
 
 
                                                2009年 7月7日  宮城県
 
 
 
 旧ブログより↓
 
 
ニイニイゼミ・・、懐かしいです。
低木にも結構止まってないていましたので、素手で捕まえて喜んでいたことを思い出しました。
確かに、保護色・・、見事ですね。
近眼と老眼が進んだ小生の目ではなかなか見つけられないと思います。
しかし、写真のセミを見ているだけでセミの声が聞こえてきます・・・。
2009/7/11(土) 午前 7:31[ akiaki ]
 
 
ニイニイゼミですか~♪
うちのほうはまだ鳴いてません・・・
遅い?
2009/7/11(土) 午前 8:07[ ひろ1号 ]
 
 
ニイニイゼミ、なつかしいです。
大阪東部では、もう平地では見られなくなってきました。
私が子どもの頃は、いっぱい居ましたが…
かわりにクマゼミが、ものすごく増えました。
2009/7/11(土) 午前 9:55[ ヒヨドリ ]
 
 
なぜ、このセミだけ抜け殻が泥だらけなんでしょう?
月曜日に隣の町で鳴き声を聞きましたが、そろそろクマゼミだらけになるんだと思います。
昨日、空蝉を見つけたので。
2009/7/11(土) 午前 10:37 雷蔵
 
 
ニイニイの抜殻だけ、いつも土砂が激しく付着しますよね。
それは知っているのですが、そう言えば理由を知らない^^;
体表面に他種とは異なる構造があるとか何かなんでしょうけど…。
逆に、つるつるピカピカのニイニイ抜殻って、見たこと無いし…。
ミリタリーテイストの色彩で、好みのセミです^^♪
2009/7/11(土) 午後 0:53 gibachinamazu
 
 
こんばんはー^^
マキです
蝉の抜け殻ですねー^^
マキも時々、道路の側にセミが歩いているので
木まで運ぶことがあります^^
家でも孵化させちゃいましたよ^^
出てきたときは、綺麗ですよね^^
とても神秘的な光景です^^

ポチ☆
2009/7/11(土) 午後 8:48 マキ
 
 
 akiakiさんの仰るように、不意に飛んできて細枝にすがったり、小さなニイニイゼミの生活スケールは他種と少し違うんじゃないかと思ってます。
 
 TVなんかの効果音として、夏の代名詞的にミンミンやヒグラシの声が使われたりしてますが、夏の通奏音といったらニイニイゼミですよね。
2009/7/12(日) 午前 0:43 weaponshouwa
 
 
 ひろ1号さん、こんばんは。
 
 まだ仙台でも散発的な鳴き方で合唱は聴きません。
 
 アブラゼミは脱け殻1のみの確認ですから、全体に少し遅めかも知れませんね。
2009/7/12(日) 午前 0:53 weaponshouwa
 
 
 ヒヨドリさん、こんばんは。
 
 やはりクマゼミは強いんでしょうか。
 ニイニイとは体格差が大きいので棲み分けるかと思ってましたが、押されちゃうのかな。
 
 地味な種ほど、見なくなると寂しいんですよね。
2009/7/12(日) 午前 0:59 weaponshouwa
 
 
 雷蔵さん、こんばんは。
 
 何で泥付きなんですかね?
 
 湿ったまま地下から出てきて、脱皮後に殻表面が乾燥して白っぽくなるみたいなんですが…。
 
 クマゼミの脱け殻、やっぱりゴッツいんでしょうか。
 成虫も何か、マッチョな甲虫じみてますもんね(笑)。
2009/7/12(日) 午前 1:11 weaponshouwa
 
 
 私も義蜂さんと同じく、微毛か何かが泥を吸着してるんじゃないかと思うんですが…。
 
 地中で泥付いたら不便だろうし、地上に出るときだけ付けるってのも不可解。
 
 親子でカモフラージュが好きって事なんですかね。
 
 山寺の「岩に染み入る蝉の声」はニイニイゼミの声らしいですね。
 確かにミンミンじゃ染み入らないよな…(笑)
2009/7/12(日) 午前 1:20 weaponshouwa
 
 
 マキさん、こんばんは。
 
 羽化直後のセミは綺麗ですよね。ユメゼミみたいな色。
 
 海外だと、あのままの色で飛んでるような種類がいますね。
 ドクゼミもいるしな…。
2009/7/12(日) 午前 1:25 weaponshouwa
 
 
ニイニイゼミ!ワタシは何故かこのセミが大好きなんです!夏の初め、一番に鳴き始めるからかなあ。夏好きなので…。で。いっつも苛々するのが、ニイニイゼミの初鳴きを聞いて「ニイニイゼミだ!」と家族に言っても「あぶらゼミでしょ?」とか「セミじゃないでしょ」とか言われる事!ひぐらし位の特徴ある鳴き方じゃないと、みんなセミの種類が分からないのですょ!あとよく海岸でトンビの事を「カラス」というのです!明らかにトンビなのに!!はぁ~もっと趣味な仲間が身近に欲しいものです…。
2009/7/13(月) 午後 6:43 ベルカ
 
 
 ベルカさんの仰る事、大いに共感です。
 
 万人が博物に通じていなければならない、とは言いません。
 ただ、それを知らない人から、「知らない人呼ばわり」を受けるのは遣りきれないって事なんですよね。
 
 突き刺さるような夏の日差しを音にしたら、ニイニイゼミの声になるでしょうか。
 
 どの種のセミも夏の風物には違いないでしょうが。
 ニイニイの声こそ、夏を知る者にとってのセミの声だと思います。
2009/7/14(火) 午前 0:46 weaponshouwa