高地限定ムグリ
一つ前、アオカミキリの記事と一緒に載せても良かったのだけど 「 カナブン・ハナムグリ 」 の枠がせっかく独立しているので。
これは昨年の高標高地で見たミヤマオオハナムグリで、ishiさん、ひささん、藤次郎さんと同行した時のもの。
今回ishiさんとアオカミキリを見た後も、もしかしたらどこかの花にミヤマオオが来ているのでは と探し回った。
すると全く同じ場所、同じ花の群に太ったハナムグリの姿が見え隠れしており、掬って見ると果たしてミヤマオオ。
同じ花は他にもたくさん咲いていたが、ここは道の片側が崖で大きく開けており、虫が吹き上がって飛んで来やすい場所なのかもしれない。
近くの花ではアオカミキリが追加できた。
近所の平地だとムラサキツヤとかシラホシまでは見るものの(それでもシラホシは少ないが)、ミヤマオオはヒメオオクワガタ狙いの副産物という感じで高い所でしか見ない。
よく見れば違うにしても、同じような虫が標高によってきっちり棲み分けているのを見ると、昔こいつらに何があって袂を分かったのかと不思議でならない。
2013年 8月4日 宮城県。