体温刑

 
                        久し振りの怖ろしい風邪だった。
 
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 始めはちょっと疲れたかな くらいのものだったが、寝て起きると体が熱い。
 反対に体感的には寒く、しかし部屋のヒーターは通常通り動いている。
 
 
 
 
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 そのうち今度は熱くて苦しくなってきた。
 鼻が詰まるとか頭が痛いとかいう事はないので風邪とは違うかとも思ったが、風邪でもなくやたらと体が熱いだけ熱くなる病気というのも知らない。
 
 その後やや落ち着いて来たので、検温してみる。
 
 
 
 
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 最初に測った時に39.5℃、その後少し上がって40℃を超えた。
 今期のインフルエンザはこういうもので、要はここからが本番らしい。
 
 一応薬をもらって飲んだりしたが体温はなかなか下がらず、高熱が続くと妙な事になる。
 
 
 
 
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 真夜中に目の前でチラチラと明るく動くものがあるので、せっかく寝ていたのに何だよ と起きようとした瞬間、自分の瞼が右だけバチバチと寝たまま開閉していた事に気づいたり。
 また同様に、低い読経のような声で眠れないでいると、それも自分の唸り声。
 
 どうも高熱で頭脳の統制が弱ると、そこから逃れた肉体が勝手に遊び始めるらしい。
 失禁は免れたが、おそらく紙一重という所だったに違いない。
 
 
 
 
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 解熱後しばらく身ごなしが重たかったが、とりあえずは快復して日本語を思い出した。
 あとはアレをソレして、何か適当にドバーッと頑張ろうと思う。
 
 
 
 
 
                       ネコたちを見せて頂いたのは   猫カフェ 「 こねこネコ 」
 
                                             仙台市青葉区一番町3丁目6-3
                                             ショッピングプラザおおまちビル3F