アカマダラハナムグリ(アカマダラコガネ)


2009/4/27(月) 午前 2:44
 
 
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 虫の体色として、赤黒はよくある取り合わせ。
 同じ赤黒でも、先のナナホシテントウが売れ筋だとしたら、この虫はマイナーと言わざる得ない。
 名前はアカマダラハナムグリ。20ミリ程と、樹液に集まるハナムグリとしては小柄。
 脚が短くてかわいらしい。
 
 最近の観察例では、猛禽類の巣材、雛鳥の糞が染み込んだ場所から発見されたなどとも聞く。
 それが本来の生態かどうかは、今後の研究が待たれるが、いずれにしても少ない種類である。
 保護色としての模様なのか、テントウムシの水玉よりも、先に紹介したヤマカガシに似た、樹皮への溶け込み方。二枚目では、チョウの左隣にいる。
 7月に最も多いようで、画像は2008年7月8日のもの。
 余談だが、毎回捕まえると良い匂いがする。
 オオチャイロハナムグリの芳香などは有名だが、このアカマダラハナムグリはラムネのような、割にはっきりした匂いである。
 何となく、夏らしい匂いだと思う。
 
 
 
                                    2009年 4月27日
 
 旧ブログより↓
 
  
あ~、数えるほどだけど見たことあるよーな…^^;
そんくらい地味な存在かもしれませんね。
私も今度見かけたら臭い嗅いでみます 6( ̄¨ ̄;)くんか
2009/4/27(月) 午後 10:36 gibachinamazu
 
 私は子供の頃、実物を見た事がなかったんです。
 2007年、一本の木にカナブンとシロテンハナムグリと、…何か知らない虫、という感じで三匹とまっているのを見たのが最初でした。
 特徴的なまだら模様を見て、「なんか見た事あるような…」とは思ってましたが、子供の頃に眺めた図鑑で、カブトムシやクワガタの脇に小さく写ってるのを無意識に覚えていたんでしょうね。
 アカマダラハナムグリがいる場所は、山が肥えてるというか、単純にクワガタがデカいような気がします。
 最初は毒ビンの酢酸エチルが変質したのかと思いましたが、何匹捕まえても確かに良い匂い。
 似通った種類でも、シロテンハナムグリとムラサキツヤハナムグリじゃ匂いが違うようですし。
 
 キノコや魚の図鑑のように味まで載せろとは言いませんが、甲虫の匂いについても、もっと言及されて良いと思います。
2009/4/28(火) 午前 1:50 weaponshouwa