西へ春戻り
もう6月近くなり春の象徴には遅いかとも思われたが、現地ではたくさんの採集者がひしめき、お馴染みの青い捕虫網を突き合わせている。
冬に雪の多かった今期は、発生のピークが後にずれ込んだようだ。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/weapon-shouwa/20010101/20010101024250.jpg)
スギ林に残る雪の上を飛んでいる個体。
ちょっと黄色が流れ過ぎ。
そう高い山というわけでもないのに、六月近くなってまだ雪が残っている事がまず驚き。
そこをギフチョウが何気ない様子で飛んでいるのを見ると不思議な気分になる。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/weapon-shouwa/20010101/20010101024300.jpg)
明るい林道には続々と飛来する。
道に沿って飛びながら交尾相手を探すオスの姿が多い。
気温が上昇すると共に、飛翔速度も増す。
この日は27℃あたりまで上がる暑さだったので、ギフチョウも調子が出ただろう。
撮る方としては、少しゆっくり飛んで欲しい。