動物園の蝶

 
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 昨秋。
 羽根の透けた、綺麗なアサギマダラが花に来ていた。
 
 
 
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 手前にボケているのは鳥の頭。
 
 ピンク色の大きな鳥というと…。
 
 
 
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 ご存知(?) フラミンゴ。
 八木山動物公園のフラミンゴ池を眺めていたら、真ん中の浮島に咲いた花へアサギマダラが来ていたのだった。
 
 義蜂さんとヒメオオクワガタを見に行った後だから、11月間近の話。
 割に暖かい日だったので、昆虫が動くに差し支えは無かっただろうけど、遅めの観察例だろうと思う。
 
 
 
 
 仙台でも平地でアサギマダラを見かける事はたまにあるが、やはり確実に姿を見ようと思ったら蔵王辺りの高い所に登らないといけない。
 この個体もこれから山に登るつもりで、花の蜜からエネルギーを摂っていたのだろうか。
 
 死滅回遊魚のようなもので、この時期に北へ渡ってくるチョウは子孫を残さず死に行く存在。
  
 
 
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 こちらは同じ日に猛禽舎の脇で見たウラギンシジミ
 これも昔の仙台では見られなかった種類だが、温暖化に併せてか俄かに北上して最近では普通に見掛けるようになってしまった。
 
 北に来るアサギマダラにしても、ただ捨て石に終わらず、いつか食草に併せて分布を拡大するための布石となる可能性を残している。
 
 
 
                                  2011年 10月23日  仙台市八木山動物公園