崖の上の虫掘り
崖の上の虫掘り
2010/11/26(金) 午後 11:29
2010/11/26(金) 午後 11:29
１１月も早や末だが、２４日は日が射して暖かく、風も無い好天。
これは、今月から俄かに取り掛かっているオサムシ掘りには良い条件（ まあ、大体何をやるにも晴天が良いに決まっているけど ）。
今回出掛けたのは、仙台市～利府町境の宮城県民の森。
今回はこうした崖を掘り、土の中からこぼれ落ちるマイマイカブリやオサムシを探す。
虫を掘ってみると判るが、ピッケルを打ち込む場所を見上げて崩していると、たとえ無風でも頭から土が降り掛かる。
これで風があったら全身土まみれになり、口の中にはムカデが飛び込む事だろう。
続けて２頭目。
１頭目と較べて見ると、ちょっと頭胸部の色が違うようだ。
足が速くてすぐに動き出すので、撮っているうちに落ち葉の下に逃げられてしまいそう。
飛べない虫だけあり、フットワークが発達している。
クロオサムシという名前はマットブラックのイメージだが、ここらのものはずいぶん鮮やかな色をしている。
アオオサムシなどもそうだが、この手のテカテカしたオサムシの体表は土が付きづらい構造を備えているようで、綺麗なままで崖から転がりだして来る。
寒い真冬に延々と崖を掘る酔狂も、そこから生ける宝石が転がりだせばこそ。
宮城県利府町 宮城県民の森周辺。
旧ブログより↓
こんばんは＾＾
色虫って言っていいくらいのマイマイ♂ですね＾＾
崖は越冬地なんですね。水はけの良い場所を選んでるのかな。日当たりの悪さかな。
こんな場所を見掛けたら掘ってみようかな＾＾何が出るかお楽しみで♪
2010/11/27(土) 午前 1:42[ Sakazuki ]
崖は越冬地なんですね。水はけの良い場所を選んでるのかな。日当たりの悪さかな。
こんな場所を見掛けたら掘ってみようかな＾＾何が出るかお楽しみで♪
2010/11/27(土) 午前 1:42[ Sakazuki ]
オサムシは北海道の時に色々標本見せられて、その美しさに魅せられてしまいました。しかし、採集まではしておらず、今考えるともったいなかったと思います。
2010/11/27(土) 午後 7:56 ひさ＠くわがた
2010/11/27(土) 午後 7:56 ひさ＠くわがた
Sakazukiさん、こんばんは。
子供の頃から抱いていたマイマイカブリのイメージって、黒くて長い虫という感じでしかなかったんですが、あれは図鑑の生態写真に使われるのが関東以西の個体だったからなのかもしれませんね。
最美亜種と目されるキタカブリが地元に産し、さらにその分布の境界に当たっているのだから、虫屋としてこれを放っておくのはもったいない。
北向き・水捌けの良さなどが好条件である事は間違い無いようですが、絶好のポイントと思われるような所を掘っても出るとは限らないし、さもない道端から転がり出たりもするし。
虫の身になるのは容易な事では無いと痛感しています…。
2010/11/28(日) 午後 11:55 weaponshouwa
2010/11/28(日) 午後 11:55 weaponshouwa
Ｋｅｎさん、こんばんは。
綺麗なマイマイカブリと並ぶと、クロナガオサムシなんて地味な部類と言わざる得ませんが、唯一の採集成果となれば思い入れも違ってくると言うもの。
上等なグラブにオサムシ臭が移るのも忘れて、手に乗せました（この個体はほとんど臭わなくて良かった）。
2010/11/29(月) 午前 0:25 weaponshouwa
上等なグラブにオサムシ臭が移るのも忘れて、手に乗せました（この個体はほとんど臭わなくて良かった）。
2010/11/29(月) 午前 0:25 weaponshouwa
ひささん、こんばんは。
北海道のオサムシは別格ですよね。
もう土地の力が大きすぎて敵わないと言うか…。
もう土地の力が大きすぎて敵わないと言うか…。
