コジュケイ - 飛ヶ市博物誌

コジュケイ
2010/10/15(金) 午後 7:39

　　
　以前から庭の周りをうろつく鳥がいる。
　
　５～６羽で連れ立ってやってきて、何を食べているのか草の間を突付いたり、首を傾げたりするのを見ていると面白い。
　

　
　
　前にも紹介したコジュケイ。
　家では適当に　「うずら」　とか　「とり」　と呼ばれている。
　実際ウズラとは近い間柄で、ウズラよりも少し大きい。
　
　
　夏前くらいは日の差し具合が良くなくて、こうして窓の反射が白く映ってしまっていた。
　それで鳥を嚇かさないようにソロソロと窓を開けようとすると、錠に手を掛けただけでソワソワとし始め、全個体がすぐに茂みへ逃げ込んでしまう。
　
　

　
　
　最近は日の差し方も緩み、雨の日にも柵の向こうを歩いているので、窓の反射もそれほど目立たなくなった。
　しかし、今度は草が伸びているので良し悪し。なかなか顔が見えない。

　
　
　子供が大きくなった姿だろうか、いくらか小さいものが混じっているようだ。
　もっと早い時期だと、親の後ろをヒヨコが並んで歩くところを見る事もある。
　
　

　
　
　写真と同じ場所をネコが歩いているのも見るが、コジュケイが減ったりいなくなったりする様子も無い。
　こうして毎度やってくるという事は、逃げ足に自信があるのだろう。
　
　確かに長くて頑丈そうな、立派な脚。
　飛ぶよりも歩く方が得手という印象だ。
　
　ヒョイヒョイとした脚運びを眺めていると、庭をヤンバルクイナが歩いているようで奇妙な感じになる。
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１枚目　２０１０年５月８日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２枚目～２０１０年９月２８日　　　仙台市泉区。
　

　旧ブログより↓

　
キジも実際は飛ぶより藪の中を歩くほうが早いですね。
こうしたウズラの仲間は私の住んでいる地域では殆ど見かけないので、不思議な気がしますが、この鳥たちは野生なのですね。
2010/10/15(金) 午後 8:05　オールドパッション

高校の頃住んでいた東京の住宅街でも早朝によく「チョットコイ、チョットコイ」って鳴いていましたよ。
姿は見ておらず、飼い鳥だったか野生だったかは不明でした。

原産地の一、こちら台灣では山でよく声を聞きますし、姿も何度か見かけています。
羽音が結構を大きいので、深い山の中で至近距離から飛び立たれ、肝を冷やした事が何度かありました。
2010/10/15(金) 午後 10:24[ Dobo ]

こんばんは＾＾

ウチの近所じゃ見ないんだよなぁコジュケイ。野良猫多過ぎで…。
３０年近く前まではウズラは居たけど。
庭先に来る動物たちっていうのは、結果野良猫でもカワイイもんですが。
コジュケイの来訪に規則性が有るなら、その時間に窓開けて待てるのにねぇ。

そうそう、山歩きから無事帰還しました＾＾ゞ
断崖から「落ちそうな状況になりそうな状況」という微妙な危機はありましたが＾＾；
素敵な場所でしたが、きっと二度と行きません（笑）
2010/10/16(土) 午前 2:59[ Sakazuki ]

オールドパッションさん、こんばんは。

ここらの住宅地を拓いた時に斜面の森が残り、コジュケイが生き残れたようです。
ここに越してきた頃から鳴き声は聞いていたんですが、いじめる人がいないからか、徐々に人家近くに来るようになったみたいですね。

これが庭を歩いていると、私も何か奇妙な心持になります。
2010/10/16(土) 午後 5:57　weaponshouwa

Ｄｏｂｏさん、こんばんは。

子供の頃に鳴き声からイメージしていた声の主の姿は、木の上にとまっている中型の鳥、みたいな感じでした。
歩く鳥だったんですよねえ。

もとは飼い鳥で（食用だったのかな）逃げて野生化したらしいですけど、やたらに蔓延って問題になったりしないので好感が持てますね。

こいつらやヤマドリが足元から急に飛ぶと驚きます。
変に羽音がデカいんだよなあ。
2010/10/16(土) 午後 6:11　weaponshouwa

Sakazukiさん、こんばんは。

怪我も無く戻れれば何よりです。
落っこちて捕まるならまだ良い方で、人のいない所で落ちたら戻れるとは限らないし。
そもそも１０kgも背負ったら俺は歩けないなあ。

コジュケイとネコが交代で来るんだから、変な所だと思います。
季節と天気によっても来る時間が違うようだし、カラスが鳴くとコジュケイが一斉にしゃがんだり、彼らなりに気を使う事もあるようなんですよね。
2010/10/16(土) 午後 6:45　weaponshouwa