風透きて

風透きて
2010/9/13(月) 午後 10:49
 
   
 まだ夏だ 死んでもまだ夏だ
 と叫び続けた。
 
 
 それもここまで。
 
 
 
 
 
 
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 お米が実れば、夏ではない。
 飛ぶ虫の顔ぶれも替わる。
 
 別に嫌いで言うわけではないのだが、ノシメトンボやアカトンボの類を見ると、つくづく我らが季節の終焉を感じざる得ない。
 
 
 
 
 
 
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 2010年が終わった。
 
 あとは来年のクワガタの事を考えながら、次の春まで眠りに就くだけだ。
 
 
 
 
 
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 などと言いながら、秋にも世間の隙を突いてヒメオオ採りに行くけど。
 
 平地の、いわゆる雑木林の虫達には別れを告げる時期である事は確かだ。
 ヤナギ林で樹液酒場の閉店に立ち会い、このトンボを撮って帰ってきた次第である。
 
 色無き秋の風を象徴するような、透き通る羽根。
 泣き笑いで立ち尽くすしかないのである。
 
 
 
 
                                             2010年9月5日  宮城県。 
 
 
 旧ブログより↓
 
こんばんは^^
樹液酒場の閉店に伴うわけじゃないけど、私のヤフーの「隠れ」?ブログも閉店です^^;
今まで訪問やコメント等、ありがとうございました。
ヤフーでブログ復帰するときはSakazuki名義で再構成するようになるかもしれません。
つまり、本家ホムペと連動させての再起の可能性は残します。
まだ予定で未定で仮定の域を出ませんけどね^^
世間の隙を突く余裕は無いなぁヒメオオ…。
ヤナギの林に夜明けから居座るしかないかな(笑)
最後のカット、光の環のようなゴーストがかえって綺麗な演出になってますね^^
背景のコスモスが…切ない。嗚呼、夏よ…。
2010/9/13(月) 午後 11:33[ sakazuki_miyagi ]
 
 
こちらではまだ瑠璃色オニヤンマも飛んでいますが、
そうですね、もう秋です。
私も明日から稲刈りです。
約3haほどですが、刈り取って乾燥して、米になるときは10月
になってしまいますね・・・。
2010/9/13(月) 午後 11:47 オールドパッション
 
 
本当にこの雰囲気は秋ですネ~!!
こうなると、もっと真剣に昆虫たちを撮っておけばと!
鳥が撮れず、悪天候の日が続くと、愚痴っぽくなります。
2010/9/14(火) 午前 8:42 東北の温泉バカ
 
 
私の住む街でも9月に入った途端に、セミの声がパッタリ途絶えました。
普通の年なら、9月半ばまで少しはセミの声が聞けるのですが、今年は本当に急な退場という感じです。
余りに暑過ぎた天候で、セミも平年より早く「燃え尽きて?」しまったのでしょうか。
ちょっと奇妙な感じがします。
2010/9/14(火) 午後 9:42[ zo_bula_bula ]
 
 
近づいても逃げませんね
2010/9/14(火) 午後 11:22[ クリオネ ]
 
 
色無き秋の風・・ いいですね~
写真、あいかわらず素晴らしいです。ポチッ
2010/9/15(水) 午前 0:02[ しんさん ]
 
 
Sakazukiさん、こんばんは。
お隣の家が空いてしまうようで寂しいんですが、そもそもメインは「M-TSB-CLUB」ですもんね。
名義にしても、「義蜂さん」で呼び慣れすぎてしまったな…。
私も昨秋9月~春3月までの半年は、虫もいないからブログ放ったらかしだったし、無理ない時期の本家との連動・再開を(勝手に)心待ちにしています。
ヒメオオ、超玄人の後に続いて行って来ましたが、いました。
たくさん…。
今年は異常な当たり年になるんじゃないかと、都合良過ぎる予想を立てています。
まあ、居場所が軒並み遠いのと、天候次第で極端に出方が変わるのが難ですが、その辺は灯火だって似たようなもんでしょうし。
今年の秋は少々無理しても、昼動ける日に晴れたら勝負に出ておくべきだと思います(仮に止めても行くでしょ)。
2010/9/16(木) 午後 4:25 weaponshouwa
 
 
オールドパッションさん、こんばんは。
なんと、田んぼをお持ちでしたか…。
遠出の際に仙台辺りの水田を見ていると、今年はどこも稲刈りがやや遅いような気がするけど、9月までがやたらと暑かったからかな。
「瑠璃色オニヤンマ」が気になる所ですが、池を飛ぶルリボシ・オオルリボシヤンマあたりの種類でしょうか。
ベタ青のマルタンヤンマという種類もいて、これだとしたら羨ましいですね(仙台に分布せず)。
2010/9/16(木) 午後 4:46 weaponshouwa
 
 
Kenさん、こんばんは。
8月まで見ていた場所だと、クワガタの寿命と樹液の枯渇で、もうおしまいですね。
しばらく雨が続いたから樹液は少し出るかもしれないけど、虫そのものが増えるわけじゃないしなあ。
ただ、昆虫全体で言えばまだまだシーズンは終わらず、泉ヶ岳周りの池沼にはルリボシヤンマやギンヤンマが飛んでいるし、近所の花壇でもアゲハチョウの類が盛んに吸蜜する姿が見られます。
まあ、樹液酒場は夏限定でも、クワガタ採ろうと思えば冬でも採れるし(寒いけど)、厳密に言えばオフシーズンは存在しない。
しないが、寂しい…
という話ですね。
2010/9/16(木) 午後 5:32 weaponshouwa
 
 
zo_bura_buraさん、こんばんは。
今年は残りゼミの数も少ないようですね。
極端に暑い夏だったし、暑ければ生体の代謝は速まり、結果として寿命も短くなるようです。
エゾゼミ、チッチゼミなんかはまだ声を聞く事がありますが、あの辺の種類の声は一般的にセミの声として認知されてないしなあ。
今こうしている時にも、森の地下では一年目~四年目の幼虫が来年以降の出番を待っていると思うと、不思議な感じがします。
2010/9/16(木) 午後 5:51 weaponshouwa
 
 
クリオネさん、こんばんは。
こちらから寄ると逃げていくんですが、来そうな所に先回っておくと以降はなかなか逃げなくなるようです。
自分がその場に来た時点でいたものに関しては、人間も自然物の一部と見なしているんじゃないかと思います。
2010/9/16(木) 午後 6:01 weaponshouwa
 
 
しんさん、こんばんは。
色無き風は秋の季語から拾ってきました。似た言葉だと素風とか。
夏の賑わいが去った後に吹く感じですね。
終わりと言っても「平地のクワガタが」ですからね。
もう少し虫と遊ばせてもらう所存です。
2010/9/16(木) 午後 6:17 weaponshouwa