シロテンハナムグリ 本業?

シロテンハナムグリ 本業?
2010/6/29(火) 午前 11:59
 
 
 シロテンハナムグリは、ハナムグリである。
 何を言っているのだ、と怒られそうだが。
 
 「ハナムグリ」 は 「花潜り」 で、実際コアオハナムグリやナミハナムグリは花に集まり、花粉を食べている。
 
 これはコアオハナムグリ
 
 
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                                                   2010.6.9
 
 美味い花には沢山集まるようだ。
 花から花へ飛んで移動したりする様子が、見ていて楽しい。
 
 
 
 
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                                                    2010.6.12
 
 「ハナムグリ」 というだけの事はある、と思わせる集まりの良さ。
 受粉にも一役買うようだ。
 
 右端に写っている個体は、緑色が深くて綺麗。
 
 
 反面、シロテンを始め、ムラサキツヤ、アカマダラなどは、「ハナムグリ」 とはいうものの主に樹液に集まり、花に来る事は少ない。
 と思っていたら、昼過ぎに見たシロテンハナムグリは花に来ていた。
 
 
 
 
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                                                    2010.6.19
 
 周囲を飛んでいる個体はいたが、直接花に食い入っていたのはこれ1頭のみ。
 
 雄芯の先を抱えて、花粉を食べているようだ。
 
 
 
 
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                                                  2010.6.19
 
 これまでずいぶんシロテンハナムグリを見て来たが、花に来ているのを見た事は三回しかない。
 いずれも1頭ずつで、気まぐれに訪れたような感じだった。
 
 また同様に稀な事だが、花によく来るナミハナムグリが、樹液に来ているのも見た事がある。
 どの種類も、本来の食性はかなり広いのかも知れない。
 普段は摂らないが、いざとなれば…という補欠メニューを用意出来ていれば、適応力は増すだろう。
 
 少なくとも、シロテン時々ハナムグリである事には違いない。
 
 
 
                                                         全て宮城県内。 
 
 旧ブログより↓
 
シロテンが…。珍しいですね。
コアオを追っかけていて捕まえたと思ったら、蜂だったことが何度も有ります。(汗)
2010/6/29(火) 午後 0:22 ひさ@くわがた
 
 
ひささん、さらにこんにちは。
ホントに、数えるほどしか花に来たシロテンは見てないんですよね。他の樹液性の種類はどうなのか。
ミヤマオオハナムグリは見た事ないのでなんとも言えませんが、いずれにしても、この手のプロタエティアの訪花は稀だと思います。
2010/6/29(火) 午後 0:51 weaponshouwa
 
 
アブラムシを食べるテントウが、時に花粉を食べるような。
腹が減っては選んでいられないんでしょうね。
カナブンが花に来ていたらビックリだな…。
2010/6/29(火) 午後 10:52 gibachinamazu
 
 
義蜂さん、こんにちは。
テントウムシも花粉を食べる事があるようですね。
アブラムシ食で成虫越冬だと、確かに冬の前後で餌に困りそうだものなあ。
幼虫が樹液に来ていたという話もあるし、これから気をつけて見てみようかな。
成虫越冬でダラダラと発生し、幅広く食べるシロテン類。
夏に合わせて羽化し、一番豊富な時期の樹液だけを摂るカナブン。
という、食性的棲み分けも見えて来たな…。
2010/6/30(水) 午後 2:52 weaponshouwa
 
 
シロテンの緑色きれいです。
2010/7/28(水) 午後 10:45[ sig ]
 
 
sigさん、こんばんは。
カナブン・ハナムグリの類は色鮮やかで、魅力的なグループですよね。
仙台では緑色のシロテンをあまり見かけませんが、西に行くと緑色の出現頻度の高い地域もあるようです。
2010/7/28(水) 午後 11:06 weaponshouwa
 
 
みなさん、赤色のシロテンしってますか?
2010/7/31(土) 午後 9:05[ sig ]
 
 
Sigさん、こんばんは。
ムラサキツヤハナムグリの誤認というケースも多いようですが、赤色型のシロテンも確かに存在します。
私が見た範囲では、仙台辺りだと赤いシロテンは少ないようですね。
2010/7/31(土) 午後 10:21 weaponshouwa