我先に シロテンハナムグリ

我先に シロテンハナムグリ
2010/6/15(火) 午前 8:39
 
 
 森に入ると、風に乗って樹液の匂いが漂ってくる。
 匂いを辿って、奥へ進む。
 
 
 
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 匂いの元になっていたのは、この木。
 真夏に較べれば樹液の量は少なく、まだ滲む程度。
 それでも、樹液を出す木の本数そのものが少ない今は、早めに出て来た甲虫を独占的に集める事になる。
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 集まっていたのは、越冬明けのシロテンハナムグリ
 成虫で越冬し、自宅の庭から5月に這い出して来るのを見た事がある。
 
 冬眠から覚めて、腹が減っているのだろう。
 3頭が激しく押し合い、先を争って樹液を吸っていた。
 
 先日はアカマダラハナムグリを見たが、今年はまだムラサキツヤハナムグリを見ない。
 いることはいるのだろうが、この場所ではシラホシハナムグリと共に少ないようだ。
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 別の木に、単独でとまっていた個体。
 色を確認しようと掴ませてもらったが、普通見る茶色だった。
 
 美しい緑色の個体も出るが、仙台辺りではあまり見かけないようだ。
 地域により、出現比率が異なるという。
 
 手の上に置くと、少し歩いてからすぐに飛んで行った。
 樹液を出す木を探す際には、ハナムグリの輝きと羽音を頼りにすると効率が良い。
 
 
 
                                               2010年6月12日  宮城県。 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
こんにちは^^
シロテンとか、子供の頃はほとんど見かけなかった場所があるんだけど、
ここ数年は結構見かけるんですよね。
環境の何が変わったのかなぁと疑問に思うような所なんですけどね。
腐るほど居たカブトムシがほとんど出なくなった違いはあるか…。
先週一週間の好天が幸いしてか、季節が追いつきましたね^^
あとは長梅雨や冷夏、天候不順に悩まされなければ良いですが…。
今日は蒸し暑く、これから平日の発電出撃です。(帰りは未明、明日は仕事…)
2010/6/15(火) 午後 3:13 gibachinamazu
 
 
こんばんは。
シロテン、以前仙台駅近くで拾いました。どこから来たのでしょうね。
クワガタの樹液採集を諦めててしまったので、それが仙台で出会った唯一となってしまいました。(汗;)
2010/6/15(火) 午後 6:36 ひさ@くわがた
 
 
相変わらず、凄いね~!!
今年から甲虫類もお友だちにしようかな!
と、思わせるような投稿記事ですよね。
2010/6/15(火) 午後 7:30 東北の温泉バカ
 
 
義蜂さん、こんにちは。
カブトが退いた場所で、シロテンが伸び伸び育ってるんでしょうかねえ。
そもそもカブトが減った原因が謎だし…。
幼虫の餌の分解が進むにつれて、その場の優先種が遷移していくという事はあるんでしょうね。
昨日降って今日からまた晴れて、もうドンドン出てくるだろうな。
毎年この時期は落ち着かなくていけませんね。
2010/6/16(水) 午後 0:47 weaponshouwa
 
 
ひささん、こんばんは。
新寺小路あたりのお寺の敷地内の木には、カナブンやハナムグリが来ている事があるようですね。
高くて見えませんが、ケヤキの枝先にもついてるんじゃないかな…?
なんていうか、仙台だと変な所にクワガタついてるんですよね。
街の公園とか、造成地で削り残した山とか…。
近くの子供たちの情報が侮れません。
2010/6/16(水) 午後 0:54 weaponshouwa
 
 
Kenさん、こんにちは。
無理やり勧めるつもりは無いんですが、少しでもご興味がおありであれば、是非撮影レパートリーの一つに虫たちを…。
生き物が光ってる、というのが撮る気を誘いますし。
セカセカ逃げないし(脅かすとポロッと落ちますが…)。
小さいものを大きく見る、という事そのものが新鮮だと思います。
奥武士に優良ポイントをお持ちなら、なおさらお勧めですね。
2010/6/16(水) 午後 1:02 weaponshouwa