キアゲハ ツツジを訪ねる

キアゲハ ツツジを訪ねる
2010/5/11(火) 午後 10:59
 
 
 例年に較べて、10日程も季節の進みが遅い2010年。
 5月9日に再訪した仙台の太白山頂も、ようやくツツジが咲きそろうくらい。
 
 アゲハチョウの類が出遅れる中で、一番勢いの良いキアゲハがツツジの花を盛んに訪れていた。
 
 
 
 
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 最初は羽根を使って飛んで来るが、木に辿り着いてからは意外に脚で歩く。
 確かに、隣の花に移るくらいならば、脚でも用は足りるだろう。
 
 
 
 
 
 
イメージ 2

 
 
 胴体が花粉まみれ。
 何かツツジ以外の花で吸蜜して来たのだろう。
 
 
 
 
 
イメージ 3

 
 
 花にベッタリとまったり、頭を突っ込んで吸密する場合もあるし、このように羽ばたいて体を浮かせながら花を渡るパターンも。
 質量ある存在とは思えない、優雅な動き。
 
 
 
 
 
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 春のチョウは型が小さく、柄は明るく鮮やか。
 秋まで見られる種類とはいえ、年度始めに飛び出すこの型は今しかいないものである。
 
 普通種を普通種と見限ってしまうのは、何かもったいない事だと思う。
 
 
 
 
                                      2010年5月9日 仙台市太白区 太白山頂。 
 
 
 旧ブログより↓
  
こんばんは^^
9日、やっぱり太白山に居ましたか…。
9日は茂庭から太白山を眺めていたら、Weaponさんの気を感じたんですよね(笑)
ツツジが咲き誇ってくると、アゲハを頻繁に見かけるようになりますね。
同種の季節性の型(傾向)は、蛾とかにもあるのかな…。
同じ種でも季節毎で楽しめる部分を知ると知らぬでは大違いでしょうね。
通年でもこのカテゴリー(虫)を楽しまない人には大差ないでしょうけど…^^;
2010/5/12(水) 午前 0:31 gibachinamazu
 
 
義蜂さんは、さすがに優秀なセンサーをお持ちのようだ…。
地球人のような気のコントロールを勉強しときます。
アゲハの類はツツジの花の色が好きで仕方が無いらしく、遠くからでも目ざとく見つけて飛んで来るようですね。
張り込み甲斐があります。
ガでもオスグロトモエなんかは春夏で全く柄が違うし、オオミズアオもサイズが違うんじゃないかな。
ほとんどは通年同じというか、チョウほど画一的な季節型はないとは思うんですけど。
北海道のクリヤマエンシスなんか、オオムラサキのくせにコムラサキくらい小さく、未知の春型みたいで面白いですね。
実際二化するんじゃなかったかな。
2010/5/12(水) 午前 2:54 weaponshouwa