シータテハ

シータテハ 4月4日
2010/4/5(月) 午前 7:44
 
 
 4月4日の仙台は、気温9℃程度。
 まだ寒いが空は大きく開けて、久しぶりに日差しが明るい。
 愛子の蕃山に行ってみることにした。
 
 杉林を抜けて山に入る。
 沢の水は冷たい。
 
 
 
 
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 ヒメギフチョウにはまだ早いようだが、谷間にはタテハチョウの姿がある。
 
 
 
 
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 越冬明けのシータテハだ。
 陽を受けた背中の毛が、虹色の分光を見せている。
 日当たり分を考えても、色の薄い個体。
 
 
 
 
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 日当たりの良い場所を選び、羽根を開いてとまる。
 割に敏感で、一歩踏み出す脚がバリッと落ち葉を砕くと飛んでしまう事も。
 
 
 
 
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 90年代まで、春の山には越冬明けのタテハチョウが多かった。
 この蕃山でも、林道を少し歩くと、縄張り争いで飛び回るルリタテハやキタテハ、ヒオドシチョウの姿を数多く見たものだ。
 それがいつのまにか数を減らし、近年では半日見ていても、片手に数えるほどしか現れない事も。
 今年は幾らか個体数が回復するにしても、減っていた原因がわからない以上、すっきりしない話である。
 
 
 
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 まだカタクリは蕾。
 4月6日あたりには、一斉に咲くだろう。
 
 そこにヒメギフチョウも来てくれれば、もっと嬉しい。
 そこでようやく、私達の春が来る。
 
 
                                             2010年 4月4日  仙台市青葉区 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
こんばんは^^
お、貴重な近隣山情報をアリガトウ^^ゞ今週末は晴れるかな…。
いよいよ魚眼が威力発揮ですね^^面白い♪
蕃山は夏と秋に歩いたことがあるけれど、春は無かったな…。
大梅寺ルートから入山したの?
明日、天気メチャ良いみたいだけど、Weaponさんはもしや仕事休み?
だったら羨ましい…。
2010/4/5(月) 午後 10:53 gibachinamazu
 
 
義蜂さん、こんばんは。
単なるジンクスですが、春の週末というと天気に恵まれないような印象しかないので、とりあえず明日見ておこうと思います。
蕃山は大梅寺から登るルートではなく、山の脇腹を次々につまみ食いするように、複数ある登山道の入り口近くを見て廻っています。
昔のように、一箇所でまとまった数が見られれば登っても良いんですが。
発生場所が微妙に移動しているようで、採る人は採ってるらしいんですけどね。
魚眼で撮ろうと思うと、本当にレンズが触れる所まで寄らないといけないので、やや面食らってます…。
2010/4/6(火) 午前 0:25 weaponshouwa