青い花 青い虫

青い花 青い虫
2010/4/1(木) 午前 2:23
 
 
 まだまだ寒い仙台だが、3月最終日にしてようやく暖かさの気配が。
 
 台原森林公園に行ってみると、現在は園内水周りの整備で重機が入っており、カメやサギのいる池も水が濁ってしまっている。
 小鳥もいつもとは違う場所にいるだろうと、園内を移動する事に。
 
 陽当たりの良い南向きの斜面に、オオイヌノフグリが咲いている。
 もっと近くで撮ってみようと寄ると。
 
 
 
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 小さな青い虫が見つかる。
 コガタルリハムシだ。
 
 
 
 
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 今出たものが産んだ卵が親になると、夏前には休眠に入ってしまう。
 つまり夏から秋、冬と寝っぱなしで、次はまた来年の春に這い出すという、面白いライフサイクルだ。
 食草のギシギシはいつでも生えっぱなしみたいなものなのだから、秋までフルに活動しても良さそうだが、不思議というしかない。
 
 
 
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 体長は6~7mm程で、ここにいると言われても気が付かないような虫。
 
 しかし色味が良い。青く重たい輝き。
 
 冬を吸い込んだようなこの虫の青と、春咲くオオイヌノフグリの花の明るい青。
 青色の交差が、四季の変わり目を象徴しているように思う。
 
 
                                       2010年 3月31日  仙台市 台原森林公園 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
きれいな、メタリックダークグリーンですね。
2010/4/1(木) 午前 6:40 りのけ
 
 
クワガタも年中活動させると短命と言うし、
冬眠や休眠は長期生存の手段なんでしょうかね。
こんなに小さな虫だと、年に数回発生しても良いくらいな感じなのに…。
私は日々睡眠不足で、短命だなこりゃ…(汗)。
2010/4/1(木) 午後 11:26 gibachinamazu
 
 
りのけさん、こんばんは。
明るい色も悪くありませんが、個人的には暗い金属光沢の方が好きですね。
小さな虫にも高級感が漂っていると思います。
2010/4/2(金) 午前 0:15 weaponshouwa
 
 
義蜂さんは休眠無しですか…。
他のハムシも年間複数回の発生を繰り返すでしょうに、なぜ年一化の種類がいるのか。
春から地上で葉を食って育ち、親にまでなってからわざわざ夏の前に休眠するんだから…。
何というか、効率一辺倒でも無いんでしょうね。
祖先から受け継いだものは、それで行ける限りそのままで行くと。
珠算の達人みたいなものなのかな。
2010/4/2(金) 午前 0:49 weaponshouwa