コチャバネセセリ

コチャバネセセリ
2009/6/13(土) 午前 2:07
 
 
 
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 セセリチョウの類など、私はそれほど注意して見ない方である。
 
 このコチャバネセセリは、そのセセリ科にあってなお、ありふれた種類。
 ふと見た花の上でおとなしくしていたので、せっかくだからと一枚撮っておいた。
 
 撮ったから言うわけではないが、後で見直したら非常に美しい。
 陽を受けて金色が浮いた羽根を、焦げ茶の翅脈が引き締めており、縁取りの柔らかそうな微毛が輝いている。
 
 見ようという目で見れば、稀種も普通種も等しく美しいもの。
 
 まさに「見直した」という感じがした。
 
 
 
                                             2009年 6月7日  宮城県利府町
 
 コメント(2)
こんにちは^^
先日、私もセセリチョウに大接近してマクロ撮影を敢行!
しようとしたら、オートフォーカス作動時に逃げられた…^^;
最近は何でも撮っているので、撮って画像を見てから気付くことも多いですね。
採集した昆虫を標本にしているときなども同じようなことがあるのでしょうね。
普通種は数も多いですが、造形的に劣るわけではないですものね^^
2009/6/13(土) 午前 11:22 gibachinamazu
 
 
 義蜂さん、こんばんは。
 
 寄るだけ寄って、いざピントをって時にパッと飛ばれたりしますよね。
 
 普通種の美しさに気付くと同時に思うのは、普段の自分がいかに目を曇らせているかという事です。
 稀少性やサイズといった、こちらで勝手に設けた偏差に捕らわれしまい、目の前の生物それ自体が見えなくなっている。
 
 見るもの全てと響く目、子供の目を取り戻したいと考えています。
2009/6/14(日) 午前 1:10 weaponshouwa