ヨツボシトンボ再確認

ヨツボシトンボ再確認
2009/5/28(木) 午後 11:56
 
  
 ちょっと見るとシオカラのメス、ムギワラトンボかな?くらいだが、一味違う玄人向けの種。
 ヨツボシトンボである。
 
 
イメージ 1
 
 
 
 羽根の付け根や前縁の黄色いラインが美しい。
 また、四枚の羽根それぞれの中程に黒星を持ち、これが「ヨツボシ」の名の由来。
 
 これは26日に県民の森で見た個体で、もう少し寄りたかったが、風で飛ばれてしまった。 尾端にメスを捕まえる把握器が見えるので、オス。
 シオカラトンボのオスだと水色だが、ヨツボシトンボは雌雄とも同色。
 
 前に同じ場所で見たのはかなり昔だったので、記録に当たってみると、95年の6月10日に採った標本が見つかった。
 
 いる所に行けば珍しくないものだが、世紀を大きくまたいだ地元での再確認は嬉しい。
 
 
 
                                            2009年 5月26日  宮城県利府町
 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
星の位置 羽をウインドサーフィンのセイルに例えると、
マスト側中央部当たりですね。
2009/5/29(金) 午前 0:08 誠道
 
 
 誠道さん、こんばんは。
 
 四つ星の位置、ご指摘の通りです。
 この翅脈の境目を、専門的には結節というようです。
 
 近縁のベッコウトンボも見てみたい種ですが、仙台には分布してないのかな…。
2009/5/29(金) 午前 0:39 weaponshouwa
 
 
トンボに指を噛まれた事があります。
でも全くトラウマにもならず、トンボを見つけたら 何とかの一つ覚えのように、目の前で 人差し指をぐ~るぐる…w
昔、田舎で赤とんぼの大群に囲まれて、ナウシカ気分を味わった事もありました。
2009/5/29(金) 午前 1:56 ベルカ
 
 
 ベルカさん、こんばんは。
 
 秋にはアカトンボが怖いくらい出る日がありますよね。
 陽当たりの角度を合わせて、壁に集まったり。
 
 夏には高い山にいて、秋頃に降りてくると言います。
 
 夏の終わりを象徴する虫なので、「アカトンボ」という響き自体がやや寂しい。
 
 夏に懸けてますから…!
2009/5/29(金) 午前 2:46 weaponshouwa
 
 
(´・ω・`)ほんと・・言われなければ
シオカラだと思いますよね(笑)
2009/5/29(金) 午前 7:58[ ひろ1号 ]
 
 
 ひろ1号さん、こんにちは。
 
 オスのシオカラトンボとなら一目瞭然の違いですが、メスは慣れないと区別しづらいと感じるかも知れません。
 腹部の幅が広く、透明感がある事から遠目に見当を付け、寄ってみて羽根に四つ星が見えたら当たり、という所ですね。
 
 造りが細かくて高級感が漂う、エレガントな種だと思います。
2009/5/29(金) 午後 3:13 weaponshouwa
 
 
トンボもぅとんでるんですか@@;)なんかイメ-ジ秋なんですが^^;)
2009/5/29(金) 午後 9:15 ヒル乃ヨル姫
 
 
こちらはまだオツネントンボを見ただけ。
早いんですか?
2009/5/29(金) 午後 10:19[ yankou06 ]
 
 
こんばんは^^
ハラビロトンボよりもハラビロなんじゃない?とか思っちゃいました^^;
こういう玄人向けのトンボって、ある時に何気に出会うものですね。
そんな日にカメラを持ってなかったりしてきている私ですが…。
赤とんぼ→アキアカネですが、真夏にはブナ帯の涼しい所に居ましたよ^^
里で見ない真夏は山の高いところに居るというのは本当のようです。
紅葉の先走りと共に、山から下りてくるって感じなんでしょうかね。
そう言えば数日前のギンヤンマ以外に、シオヤトンボらしきトンボも居た^^
別な場所では普通タイプの地味なトンボを見たな…。
あれは何だったのか、今さら気になる…^^;
2009/5/29(金) 午後 10:50 gibachinamazu
 
 
トンボもいろんな種類がいるのですね。
数種類しか解りませんが、
ヨツホシトンボ、これから注意して見てみようと思います。
2009/5/29(金) 午後 10:50[ 野草と蝶 ]
 
 
 ヒル乃ヨル姫さん、こんばんは。
 
 アカトンボといったら秋ですが、数多くのトンボがこれから続々と羽化して来ます。
 
 赤くなる前のアカトンボも、もう出始めですね。
2009/5/30(土) 午前 0:40 weaponshouwa
 
 
 yankou06さん、こんばんは。
 
 トンボの中でも、ヨツボシトンボは発生が早い部類だと思います。
 同じ場所でも、夏にはチョウトンボと交代し、姿を消してしまうようですね。
 
 gibachinamazuさんは、早くもギンヤンマを見たそうですし、同所的に見れば近縁のクロスジギンヤンマがさらに早く出ます。
 
 先のムカシトンボやサナエトンボなど、大型で早く出るトンボは意外と多いようですね。
2009/5/30(土) 午前 0:57 weaponshouwa
 
 
 義蜂さん、こんばんは。
 
 ヨツボシトンボにも多産地があるというんですが、大概は一匹でポツンととまっているのを見ます。
 
 地味なトンボっていうのが気になりますが。
 コシアキトンボのメスなんか、初めて見ると「何だコイツ?」と思いますけどね…。
 
 夏は高い山でアカトンボ見ますよね。
 アサギマダラ、キベリタテハを採りに9月の蔵王に登ると、降りてくるアカネとすれ違うように沢山の個体を見かける事があります。
 
 
 大正の何年だったか、芥川龍之介蔵王のアカトンボについて書いています。
 
 風向きに合わせて、四枚それぞれの羽根を傾けている…というような、短い観察文ですが。
 青根温泉に来た時だったかな。
 
 また、彼が小学生だった時の作文にも昆虫採集記があり、「縞やんまと、キアゲハテフを捕へました」といった一文がありました。
 秀才中の秀才と言われた芥川が、小さな生物に意識を向けていた事を微笑ましく思います。
2009/5/30(土) 午前 2:04 weaponshouwa
 
 
 野草と蝶さん、こんばんは。
 
 トンボは基本のフォルムも羽根の柄も、それほど変わりが無いという所がありますから、各種別を意識しにくいかも知れませんよね。
 
 私もトンボには明るい方ではありません。
 いつも行く場所で見かける種類から、図鑑を眺めて少しずつ知り合いに加えているくらい。
 
 何でも食えたら得だろう、という大ざっぱな考えです。
2009/5/30(土) 午前 2:14 weaponshouwa