ゴマダラオトシブミ

ゴマダラオトシブミ
2009/5/30(土) 午前 0:30
 
 5月24日に、いつものヤナギ林まわりで。
 
 若いヤナギ林の隣からクヌギやナラの森が始まっており、その境界で見つけたオトシブミ。
 
 
 
イメージ 1
 
 
 ゴマダラオトシブミだった。
 
 オレンジ色に黒水玉。
 柄のあるオトシブミは珍しいと思う。
 
 また黒化型も見られ、写真では水玉オスと黒化型メスの組み合わせ。
 黒化オスと水玉メスという反対の組み合わせも見たので、雌雄による出現比にそれ程差は無さそう。
 
 やはり同族中でも、造形にひと工夫ある種類は見ていて楽しい。
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 2枚目の虫はウスアカオトシブミ。
 
 同じ場所で見つけたが、少なかった。
 
 飴色のツヤツヤした体に、ボタンのような黒い眼がポチッと付いていて可愛らしい。
 
 マメラクダみたいで、長く飼えたら面白そうだと思うが、成虫を長く生かすのは難しそうだ。
 
 
 
                                                 2009年 5月24日  宮城県
 
 
 旧ブログより↓
 
weaponshouwaさん。オトシブミって葉っぱを切ってフロシキたたみ
みたいな事する器用な甲虫ですよね!
驚いたのは黒化型があるのですね。
黒化型ってトカラノコだけだと思ってました。(笑)
2009/5/30(土) 午前 1:03 誠道
 
 
 誠道さん、こんばんは。
 
 オトシブミが葉を切断し、巻き上げる技術それ自体は大変高度な物です。
 
 さらに、それが発達した過程を考えたら、もう訳がわからない。
 少しずつ技術が進んだとすると、まだ未熟な巻き方しかできない途中の段階で、葉の中の幼虫が死に絶えそうだし。
 
 何も出来なかった全国の全個体が、ある日突然に葉っぱ巻きの達人に進化するとも思えないし。
 しかし昆虫だから、教えたり教わったりする事は出来ないし。
 
 人間くらいの頭で考えたって解けない問題だと思います。
 
 トカラノコは黒化型が目立っちゃいますよね。
 そもそも黄色いノコギリクワガタって土台が奇抜なんでしょうけど。
 採集禁止は残念でなりません。
 
 ゴマダラオトシブミに黒化型がいるのは、今回調べてみて初めて知りました。
 まるで違う柄のペアがあちこちに見られたので、フォームだろうと見当を付けてはいましたが、実際見ると結構驚きです。
2009/5/30(土) 午前 2:37 weaponshouwa
 
 
Weaponshouwaさん
フォームってどう言う意味ですか(誠道知らなくて恥かしい…汗汗)
無知なので教えてください。
2009/5/30(土) 午前 6:11 誠道
 
 
(´・ω・`) ロールキャベツみたいに
葉っぱを丸めて産卵して落とす・・・
なんとも凄い技ですよね(笑)
2009/5/30(土) 午前 7:48[ ひろ1号 ]
 
 
ゴマダラオトシブミ、好きなオトシブミです。ハムシもそうですが、テントウムシ、オトシブミなど小型の甲虫は美しく可愛らしく見えます。
傑作ポチ
2009/5/30(土) 午前 10:49[ バタフライ ]
 
 
こんにちは^^
オトシブミにこれほど発現色に個体差が出るものが居るんですか^^
しかも雌雄関係なくとは。
バッタやカマキリなんかでは至極当然の生態ですが甲虫類では意外ですね^^
主要因は遺伝なのか、成長過程における環境なのか、気になりますね。
オトシブミは顔つきに愛嬌があるラブリーなヤツ多しですね^^
2009/5/30(土) 午前 11:05 gibachinamazu
 
 
オトシブミって葉っぱをクルクルして卵うえて落とすやつでしょうか^^*)・・・・・違う??・・・ソカ・・・・・・
2009/5/31(日) 午前 2:02 ヒル乃ヨル姫
 
 
 誠道さん、こんばんは。
 
 何を以てフォームというか、厳密には基準があるんでしょうけど、ここではもっと大ざっぱに…。
 ミヤマクワガタアゴ3型とか、トカラノコの黒赤とか、同種中に現れる特徴的な型別それぞれを指して言っていました。
 
 ギフチョウのイエローテイルや、ミカドミンミン、ミクラミヤマの黄紋などは羨望されますよね。
2009/5/31(日) 午後 6:49 weaponshouwa
 
 
 ひろ1号さん、こんばんは。
 
 オトシブミが巻く揺籃の形を説明するには、ロールキャベツと言えば話が早いですね…(笑)。
 
 種ごとに巻き方が決定されてる事が、やはり不思議です。
2009/5/31(日) 午後 6:54 weaponshouwa
 
 
 バタフライさん、こんばんは。
 
 1センチ程の甲虫には、見所のある種類が沢山いると思います。
 
 さもない場所でも初めて見る種類が見つかったり、色彩・造形が美麗だったり、小さいからといって造りに手抜きが無いんですよね。
 
 日本のツノゼミ中南米みたいに過激な分化が進んでいたら、必死で撮りまくるでしょうね、みんな。
2009/5/31(日) 午後 7:11 weaponshouwa
 
 
 義蜂さん、こんばんは。
 
 24日は、まとまった数のゴマダラオトシブミが見られたので、黒化型も同種だと気付きましたが、これまで見逃していたかも知れません。
 
 また、橙色地に黒点の通常型と黒化型とに明確に分かれ、中間型は見つからなかったので、環境要因よりは遺伝的にタイプが決定されているように思えます。
 ナミテントウのように多型を呈したら面白そうですから、もう少し探して見ても良さそうですが、発生期もそろそろ終了かな。
 
 斑点型からしてオトシブミとしては奇抜だし、黒化型も妙にゴツゴツで、何を目指した形態なのか判りません…。
2009/5/31(日) 午後 7:27 weaponshouwa
 
 
 ヒル乃ヨル姫さん、こんばんは。
 
 先日コメント頂いた種類と同じく、これも葉を巻くオトシブミです。
 
 巻いた葉を落とす種と付けたままにして置く種、果実に産卵して枝ごと切断して落とすものなど、生態も多岐に渡ってますね。
2009/5/31(日) 午後 7:33 weaponshouwa
 
 
ホストにヤナギがあったとは・・・
目からウロコです!
2009/5/31(日) 午後 8:43[ yankou06 ]
 
 
 yankou06さん、こんばんは。
 
 説明不十分でした。
 ゴマダラオトシブミが葉を巻いていたのは、若いコナラの木です。
 
 近接するヤナギの葉上にも飛んできましたが、葉を巻く事はありませんでした。
 
 ゴマダラの黒化型に似た感じのヒメコブオトシブミだと、カラムシとか変わった葉も巻くようですが。
 
 ヤナギだと葉が細すぎるんでしょうね…。
2009/5/31(日) 午後 10:47 weaponshouwa