美麗 ミヤマカラス

美麗 ミヤマカラス  傑作(0)
2009/5/21(木) 午前 3:19チョウ・ガ生物学  Yahoo!ブックマークに登録 
 
 
 今春のミヤマカラスは飛び古しだったのが悔しい。
 
 
 かわりに、よそのミヤマカラスアゲハを紹介してみる。 
 
 もともと目を引く本種だが、一般に北のものほど斑紋が鮮やかになり、後翅亜外縁の帯が拡大して美麗。
 
 一枚目は北海道のオス。
 後翅の帯が外側に流れ気味で、やや変わった顔をしている。 
 
 
 
イメージ 1
 
 
 二枚目は、同じ北海道のメス。
 
 青から緑へ、輝く鱗粉のグラデーションが豪華。
 訪花する虹、といった趣。
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
 三枚目はオマケ。
 よその、といいつつ地元仙台、太白山で07年に採った個体。
 残念ながら傷個体だが、翅表全体の鱗粉密度が濃く、クレヨンか何かで下手に塗ったような印象。
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
 他より早く出るタイプなのか、この型が網に入ると大概傷だらけになってしまっている。
 
 
 結局また、飛び古しが悔しい話になってしまった。
 
 
 
 旧ブログより↓
  
綺麗ですね~♪
真ん中の個体が1番良いです♪
2009/5/21(木) 午前 7:51[ ひろ1号 ]
 
姫もひろ1号様と右に同じwww真ん中のこがモデル向きですねぇ^^*)
最後のこは左下がきれているような ==)いたいたしぃっす
2009/5/21(木) 午前 8:14 ヒル乃ヨル姫
 
ここまで鮮やかな個体は、九州にはいないでしょう。
今年、確認したいと思っています。
2009/5/21(木) 午前 10:49 雷蔵
 
モニター画面越しに見ても「おぉー」って言っちゃうぐらいですから、
この蝶、実物はどれほど美しいことか。
まして、これを青空の野外で見つけて自ら採集となると、更に気分が高揚するのが分かる気がしました。
2009/5/21(木) 午後 8:22[ zo_bula_bula ]
 
こんばんは^^
標本をやっていると傷モノは残念賞気味になっちゃいますものね。
採れたからヨシ、では済まない部分が不屈の精神を生むのでしょうか?
何度でも太白山アタックを敢行するように…^^;
太白山登りは数年に1回くらいで許してくれ!
…が、せいぜいの私の心境です^^;
2009/5/21(木) 午後 10:40 gibachinamazu
 
 ひろ1号さん、こんばんは。
 
 ミヤマカラスアゲハは、どの個体も綺麗なもんですけどね。 
 
 この個体は特に美形だと思いました。
 飛ぶところ見たかったですね。
2009/5/22(金) 午前 0:23 weaponshouwa
 
 ヒル乃ヨル姫さん、こんばんは。
 
 私としては、地元で採った三枚目の個体に思い入れがありますが。
 破れてた…。
 
 ただ、鳥のついばみに対する頭部のダミーとしての後ろ羽ですからね。
 
 破れてなんぼだとしても、いくらか残しといて欲しいもんです…。
2009/5/22(金) 午前 0:40 weaponshouwa
 
 雷蔵さん、こんばんは。
 
 ミヤマカラス、南の個体は黒っぽいと聞きますけどね。
 対馬の個体はバリエーションが豊かで美しく、しかも大きいらしいんです。
 
 夏型のバカでかいメスも見てみたいと思ってます。
2009/5/22(金) 午前 0:54 weaponshouwa
 
 zo_bula_bulaさん、こんばんは。
 
 19日の太白山頂は、季節の境界上にありました。
 
 風に乗り、はばたかずに滑空するアゲハの姿は見事でしたね。
 
 こちらの射程圏ギリギリ外側を、それは優雅に飛んでくれましたよ…(笑)。
2009/5/22(金) 午前 1:29 weaponshouwa
 
 義蜂さん、こんばんは。
 
 チョウの羽根も、甲虫並みに頑丈だったらと思うことしきりです。
 
 山登りをしないで済むに越した事は無いんですけどね。
 くたびれもうけが虫屋ギャランティーだと思ってますから…。
 
 これが金がらみだったら、却ってやってらんねえ。
 などと言いながら登ってるうちに、不本意ながら登坂スピードが速まって来ましたよ…(笑)
 
2009/5/22(金) 午前 1:51 weaponshouwa
 
同じ種で色のバリエーションが憎いです。
基本的なことよく知らないのですが、オス系の色柄♀系の色柄は別なのですか?それとも同一ですか?
2009/5/22(金) 午前 6:32 誠道
 
綺麗な蝶ですね
黒に緑に青
夜をイメージしました
画像でここまで綺麗なら現物は芸術ですね^^
2009/5/22(金) 午後 10:37[ まお ]
 
 誠道さん、こんばんは。
 
 カラスアゲハの類だと、オスの前翅にビロウド状の毛束があり、これを性標と称して雌雄の区別点にしてますが。
 それを別にしても、やはりオスメスそれぞれの斑紋パターンがあります。
 
 地の色調だと、オスは緑から青寄り。
 メスは金緑色が多め。
 後翅外側の三日月紋は、メスの方が赤く出るようです。
 
 『ミヤマカラスアゲハ』と言った時のイメージとしては、やはり森の色を備えたオスが思い浮かびますが。
 
 たまにメスでも非常に美しい個体が出るので、油断出来ません。
2009/5/22(金) 午後 10:42 weaponshouwa
 
 まおさん、こんばんは。
 
 太白山なんて、仙台のどこからでも見えるような山ですが。
 
 こんな危険な蝶が近所を飛んでいるのに、誰も知らないでいるんだから勿体無い。
 
 小さな生き物のパーツに、星を散らした宇宙全体が再現されている事は不思議です。
2009/5/22(金) 午後 11:25 weaponshouwa