シロテンハナムグリ

 
 
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 2009/5/7(木) 午前 3:31
 
 梅雨のうち。
 ヤナギの裂け目に樹液が出始めてから、場の主役であるカブトムシやクワガタが現れるまでには、少し間があく。
 
 そんな時期の晴れ間を狙って一斉に出てくるのが、このシロテンハナムグリの仲間。
 
 主に茶色から紫色だが、稀に鮮やかな金緑色の個体が現れる。
 
 また、同じ林にいる近い仲間にムラサキツヤハナムグリやシラホシハナムグリがいるが、両種とも非常に少ないうえに、大発生したシロテンハナムグリの中にさりげなく混じっているので、見つけづらい。
 
 ちなみに、二枚目の画像、左上の個体だけがシラホシハナムグリ。他のシロテンハナムグリに比べて、背中の白い斑紋がハッキリ出ている。体型も小さく、丸っこい。脚の毛が長い。
 
 みな低いヤナギにも沢山集まり、陽に当たってキラキラ輝やく様は見事。
 
 喜んで手に取ろうとすると、意外に素早く飛び立って逃げてしまう。
 同じ甲虫でも不器用なカブトムシらと違い、硬い上羽を閉じたまま下羽だけを出して、ハチのように機敏に飛び回るのである。
 
 ツノやアゴなどの派手な武器はなくとも、機動力で夏を生き抜く名脇役である。
 
 
 
                                                        2009年 5月7日
 
 
 旧ブログより↓
 
夜のカブトムシも素早いですがハナムグリはめちゃめちゃ速いですよね(笑)セミみたい(笑)
2009/5/7(木) 午前 9:35[ ひろ1号 ]
 
 
このこ良く窓からはいってきますよね@@;)すごい勢いなので姫はびびってますが・・・よくネコ(セロトニン)にネコパンチで落とされてます・・・・
以前息子が可愛がっていたカブトも。。ネコパンチで衝天して・・・いらいカブトは飼ってません yy;)
2009/5/7(木) 午前 10:50 ヒル乃ヨル姫
 
 
 ひろ1号さん、こんばんは。
 
 カナブンやハナムグリ、素早いですよね。
 一本の木に十匹いても、半分以下しか捕まえられません。
 
 みんな木から離れ際に羽根を出して、飛んで逃げちゃう。
 気配にも敏感な気がするんですよね。
2009/5/7(木) 午後 11:59 weaponshouwa
 
 
 ヒル乃ヨル姫さん、こんばんは。
 
 セロトニンさんは、ハナムグリやカブトムシを叩きますか。 
 案外アグレッシブなんですね…。
 
 当人としては遊んであげてるつもりなのかも知れませんけど。
 
 昇天しますよね…。
2009/5/8(金) 午前 0:17 weaponshouwa
 
 
こんばんは♪
カナブンの機動力には感服するというか、飛翔がカッコイイですよね^^
カブトやクワガタが普通のヘリコプター的な飛び方とすれば、
カナブンやハナムグリ攻撃ヘリ、大袈裟に言うと垂直上昇可能な戦闘機っすね。
そう言えば、クロカナブンを二十数年間見ていないな…。
2009/5/8(金) 午前 1:36 gibachinamazu
 
 
 gibachinamazuさん、まだ花の調べが付きません…。
 
 樹液ハナムグリも、子供の頃は図鑑で眺めるだけだったので、もっと鈍臭い虫だと思い込んでいたんです。
 
 いざ捕まえようとしたら、甲虫の飛翔じゃねえ…。
 
 スピード緩めて、触った所に無難に着地しよう、という感じのカブトムシとはまるで違う。 
 枝葉をかいくぐって、厳密に着地点を決めてとまりに来る印象ですよね。
 
 クロカナブンですが、他のカナブンより発生が遅いようです。
 
 8月に入ってから数が増え、たまにすごくデカい個体が網に入ります。
 クロカナブンばかり集まってる木もありますが、それほど餌にこだわる虫とも思えないしな…。
 
 先の赤いアオカナブンが携帯で撮った画像だったので、きちんとカメラで撮った標本を、巨大黒豆みたいなクロカナブンと一緒に載せてみます。
2009/5/8(金) 午前 2:00