歩行虫 転調
歩行虫 転調
2011/1/28(金) 午後 7:39
2011/1/28(金) 午後 7:39
弱くストロボを使うと このような感じ。
ストロボを使っているから綺麗に写るのかというと、そうでもない。
全くストロボを使わないで写したもの。
これが自然光の下で見た感じに近い。
ここで数頭採れた個体は、揃って頭胸部が金色がかっている。
体長は32mmほどと小型。
小さくて美しい北海道のミヤマカラスアゲハと、全体のイメージが通ずるように思う。
目立つのは背中の緑色だが、脛の青い色も美しい。
潰してしまったメス。
オスほど鮮やかに輝かないが、大きく太った立派な体格。
脚の青い色は、こちらのメスの方が綺麗に出ているようだ。
最後に、昨年中 利府で掘り出した個体と較べてみると、思っていたより大きな違いが。
左が利府で、右が今回県北部で採れた個体。
とにかく鞘翅の色違いは一目瞭然。
頭胸部の色も、利府では青みを含んだ紫なのに対し、今回の個体は前述のように金色混じり。
後翅が退化して飛ぶ事の出来ないマイマイカブリは大きな川を渡れず、宮城県ではおおよそ北上川を境にして 北には右のような緑色のキタカブリが。
それより南の仙台市をはじめとした地域には、左のような紫色の強いコアオマイマイカブリが生息している。
マイマイカブリのダイナミックな変異。
旧ブログより↓
こんにちは^^
色温度で色味は変わってきちゃいますが、どちらにせよ素晴らしい輝き♪
川を隔てて異なるっていうのも、今後いつまで続くかしら…。
イノシシも阿武隈を突破したし。
マイマイも、橋を渡り始めたりしないのかな?^^;
2011/1/29(土) 午後 5:17 gibachinamazu
義蜂さん、こんばんは。
実際には僅かながら渡河する個体も常に入るんでしょうね。
在来個体群の遺伝子プールに対して影響を与えるほどの規模に至らない、というだけで。
在来個体群の遺伝子プールに対して影響を与えるほどの規模に至らない、というだけで。
川が涸れたとしても、その場での数の比自体が越え難い壁として機能し、数百世代程度は形態差が保たれるんじゃないかと思うんですが、どうだか。
コーヒーとミルクが 1000年かけてカフェオレに混ざる様子を考えるのは楽しいもんですね。
2011/1/30(日) 午後 11:14 weaponshouwa
2011/1/30(日) 午後 11:14 weaponshouwa