マイマイカブリ 同所で比較
マイマイカブリ 同所で比較
2010/12/13(月) 午後 10:29
2010/12/13(月) 午後 10:29
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/weapon-shouwa/20010101/20010101053120.jpg)
今回Omisoさんと利府に行って採った個体を正面から。
最初は 口器周りが充実しているなあ とその辺りにピントを持って来ようとしたが、よく見ると眼の上と触角の一節目には 針金のような剛毛が生えているのに気付き、こちらにフォーカス。
カタツムリの殻に頭から入る時に、ネコの髭のように感覚毛として機能していそうに思える。
マイマイカブリと言うだけある という事か。
暗い中で地表を歩くオサムシの類なんて、みんなこんなものなのかも知れないが。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/weapon-shouwa/20010101/20010101053130.jpg)
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/weapon-shouwa/20010101/20010101053141.jpg)
左が前回採集の個体で、右は今回の個体。
同じ場所から出たものを同じように撮っても、ずいぶん色が違って見える。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/weapon-shouwa/20010101/20010101053150.jpg)
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/weapon-shouwa/20010101/20010101053200.jpg)
頭側から見ると、色がより鮮やかに。
左の個体は紫がピンクを通り越し、緑色を帯び始めている。
マイマイカブリの色彩は変異に富んでいるようで、同じ仙台でも西部に寄ると青と紫が斑になった個体の出る所があり、またキタカブリの分布域に届かない所でも鞘翅が緑色を帯びたりもする。
また、同県で採集なさっている敏腕Saitouさんの採集品の中には、すばらしく鮮やかな明るい青色の個体が1頭入っていると聞く。
空色のマイマイカブリ…
そんなものを掘り当ててしまったら、病はそれこそ今生に留まらなくなってしまうだろう。
いや、そもそも業の深い我々の事。
前世という物があるならば、その時から掘っていた可能性が高い。
2010年12月8日 宮城県利府町での採集個体
旧ブログより↓
綺麗ですね~。
北海道はエゾと言うのがいますが、首から上がグリーン系ばかりでした。
2010/12/13(月) 午後 10:44 ひさ@くわがた
溜め息の出る美しさですね。
空色のマイマイカブリ、僕も是非拝見してみたいです。
危険な誘惑ですね。
地域変異に止まらず個体変異まで豊富だと、どれだけ集めてもなかなか満足出来なくなってしまいそうです^^;。
2010/12/14(火) 午前 1:54[ Dobo ]
空色のマイマイカブリ、僕も是非拝見してみたいです。
危険な誘惑ですね。
地域変異に止まらず個体変異まで豊富だと、どれだけ集めてもなかなか満足出来なくなってしまいそうです^^;。
2010/12/14(火) 午前 1:54[ Dobo ]
ひささん、こんにちは。
どうにか数打って当てたいとか思うものの、掘っても単発でしか出せないものですから…。
2010/12/18(土) 午後 0:53 weaponshouwa
2010/12/18(土) 午後 0:53 weaponshouwa
Doboさん、こんにちは。
オサムシとかカミキリムシなんかは、拘りが生じると危ないだろうとは薄々思っていましたが、やや手遅れの感があります…。
まあ、嵌り込む程には採れないというのが正確な現状だったりもしますが。
まあ、嵌り込む程には採れないというのが正確な現状だったりもしますが。
この個体ごとの顔の変異の豊富さが、クワガタで言うミヤマクワガタ、チョウならミヤマカラスアゲハ辺りの際限無い感じに似ていて、良いムシは危ないムシだと思わされます。
2010/12/18(土) 午後 1:52 weaponshouwa
2010/12/18(土) 午後 1:52 weaponshouwa