猛禽のお仕事

猛禽のお仕事
2010/11/7(日) 午前 8:59
   
 
 モニターの異常は相変わらずどころか度が進み、今や変換中の文字やカーソルも霞んで見えなくなりつつある。
 画像に関しては灰色一色に近いが、元のデータは生きたカメラで撮ったものなので、皆様の健康なパソコンで眺めていただく分には問題無かろうと考えて載せている。
 
 何か妙な誤りがあれば、そういう事だと思ってご勘弁頂きたい。
 
 
 さて、先日サケが溯上していた川の側には、刈入れの終わった田圃が広がっており、上空にはトビが羽根を伸ばして浮かんでいた。
 
 
 
 
イメージ 1

 
 
 こうして尾羽を捻ったと見えた途端、あっという間に土手を挟んだ向こう側の河原に急降下して見えなくなってしまった。
 
 なかなか飛び上がって来ないと思っていると、突然すぐ近くの土手の陰から再び浮かび上がった。
 
 
 
 
イメージ 2

 
 
 何か脚に掴んでいるように見える。
 この獲物を捕らえるため、急降下したのだろう。
 
 下手に身近過ぎてか、他の猛禽に比べ甘く見られがちなトビだが、こうして見ると案外に格好良いと思う。
 
 
 
イメージ 3

 
 
 悠々と飛び去る。
 
 獲物はネズミか何か、小さな四つ足のようだ。
 猛禽が上空から田圃を眺め、ネズミ等の獲物を探すと聞いた事がある。
 
 野ネズミというものは直接見た事が無いが、トビが猟果を当てにして飛ぶくらいだから、昼間にも意外と出歩いているのではないか。
 ネズミは小さいので、いても目に付きづらいかもしれない。
 
 
 トビも私などと同じで、これからの時期は野外の獲物に不足する事だろう。
 
 定義の門前では、大変美味い油揚げを売っていると言う。
 あれを買って来て、一度くらいトンビに攫わせてみても良いかも知れない。
 
 
 
 2010年11月3日   宮城県多賀城市。 
 
 
 
 旧ブログより↓
 
おっ!ちゃんと獲物を捕えた写真ですネ~!!
こちらは、ミサゴが鮭に向かってダイビングと、
ここまでは良かったのですが、次のチャンスは
訪れてはくれませんでした。
2010/11/7(日) 午前 9:11 東北の温泉バカ
 
 
トビはスカベンジャーの印象が強いので猛禽類でも格下に見られますが、実物は立派な風貌です。
少し前にクマタカがウグイを獲る現場を目の当たりにしましたが、見とれて撮り損ないました。
なんとか友達になりたいものです。
2010/11/7(日) 午前 9:59 雷蔵
 
 
素晴らしいシーンに何度も出会った日だったのですね。
トビの捕獲シーンなんて滅多に見られないのではないですか?
2010/11/7(日) 午前 11:05 ひさ@くわがた
 
 
身近な猛禽。でも意外と自然の餌を捕食する場面には遭遇し難いですね。
地表にネズミが居なくても、周囲の草がゴソゴソ動いていればトビも飛び込むかも。
地表近くのモグラを狙う猛禽も居るくらいだし。
先日、職場近くで昼間にカラスが大合唱しているので外に出て見たら、
トンビじゃなくてオオタカがカラスと空中戦をしてました。
一羽のカラスが空中で捕まって、もみ合いながら二羽ともゆっくり墜落。
おそらく、カラスは食われちゃったんじゃないかな^^;
2010/11/7(日) 午前 11:45[ Sakazuki ]
 
 
今年の夏、トンビが大きな蛇をぶら下げて飛んでいるのを見ました。その後ろからカラスがついていきました。トンビの残りをいただくつもりなんでしょう。野鼠は小さいのをうちの猫がよく捕まえてきます。
2010/11/7(日) 午前 11:57 とらねこ
 
今年は、冬眠せずに昆虫以外の被写体にチャレンジですね。
上手く獲物を掴んでいるシーンを撮られましたね。ポチです。
2010/11/7(日) 午後 1:47 河内のおっさん
 
 
トンビの視覚は広角とスポットの2種類が組み合わさっている形式だったかと思いますが、恐らく1kmくらい離れていても動くネズミは確認できるのでしょうね。
以前かびが生えてしまって食べれなくなったパンを、トンビが飛んでいたので放り投げたら、サーっと来て美味く掴んで行ったのを見て凄いなと思ったものでした。
2010/11/7(日) 午後 5:18 オールドパッション
 
 
ポン地方にも、たくさんのトンビがいます。
車で田んぼ道を走っていると、悠然と低空飛行で、迫って来たり・・・羽を広げると、車の幅くらいあって、近づいて来ると、「わぁ!!」と、怖いくらいです。
上空からも、地位なさ獲物が見えるのですから、すごいです!
寒い季節も、自然界の生き物たちが、元気に乗り切って欲しいですね。ポチ☆
あっ!画面、綺麗の拝見できていますよ。
PC早く、元気になるといいですね!
2010/11/8(月) 午後 4:48 ポン母
 
 
Kenさん、おはようございます。
私ももっと色々なタカを見たいと思っているんですが、どうも見掛けるのはトンビばかりですね。
やはり生き物相手に特定のシーンを狙うのは難しいですね。
慣れた昆虫相手でも苦労するので、飛ぶ鳥にはお手上げです。
言いなりにならない所が生き物の良さ、と割り切って精進します。
2010/11/9(火) 午前 5:28 weaponshouwa
 
 
雷蔵さん、おはようございます。
トビってどうしても軽く見られがちというか、
「トンビ」
という訛称自体が舐められてる感じなんですよね。
やはり純ハンターから外れているイメージがいけないのかなあ。
そのうち、「タカ」の名を持つタカをゆっくり撮れる場所を探してみようと思います。
2010/11/9(火) 午前 5:38 weaponshouwa
 
 
ひささん、おはようございます。
溯上サケにトビ、というメニューだったんですよね。
もしかしたら、トビはサケも狙っていたんじゃないかと思いました。
川から持ち上げるには、ちょっと獲物が大きいかな。
この時はなんだか執拗に低空飛行していたので、なにかあるのかな?と思って眺めていたら、折り良くネズミを捕ってくれました。
2010/11/9(火) 午前 5:49 weaponshouwa
 
 
Sakazukiさん、おはようございます。
乾いた田圃で擬似ネズミに長い紐を付けて、小刻みに引張ったらトンビが釣れるんじゃないかなあ。
(先にネコが来るかな)
カラスとタカの類は仲が悪いって言いますね。
大概トンビがカラスに追い掛けられてるんだよなあ。
一度は庭に来たコジュケイを獲りに、何か白っぽいタカが降りて来た事がありました。
家族に驚いて逃げたようで種別までわかりませんでしたが、地面で羽根を広げて威嚇姿勢も見せてたからなあ。
追い回されたコジュケイがハアハアしてうずくまってましたね。
2010/11/9(火) 午前 6:03 weaponshouwa
 
 
とらねこさん、おはようございます。
中型のタカとカラスの体格差って、結構大きいはずなんですけどね。
カラスが複数で掛かる事が多いってのもあるとは思いますが、大概カラスの勝ちなんだよなあ。
ノネズミはネコに獲らせれば良いのか。
生きたまま持ってきてくれれば…。
図鑑で見るような、木の実をかじったりしている写真を撮りたいんですけどねえ。
2010/11/9(火) 午前 6:18 weaponshouwa
 
 
河内のおっさん様、おはようございます。
冬の野外では無力に等しい私ですが、何とかして写真撮ってやろうと思っています。
やる気出した途端にモニターが死んで、自分で撮った写真が見えないんですが…。
ネズミを獲ってくれたのは偶々でした。
普段撮らない生き物なので、こうして目立った動きを見せてくれると嬉しいものですね。
2010/11/9(火) 午前 6:26 weaponshouwa
 
 
オールドパッションさん、おはようございます。
猛禽の目。
広い視野の中での僅かな動きに対する反応も鋭く、また解像・合焦性能といった純視力も非常に優れているようですね。
トビの眼も決して他のタカに劣らない高性能を備えているらしいんですが、なんだか甘く見られがち…。
油揚げなんかさらってるイメージだからかな。
広範と局所と。
両方の映像を一体として捉えているのか、特別な処理によって切り換えが効いているのか、一度タカになって上空から地表を眺めて見たいものです。
カモメやヒヨドリなんかも空中の餌をキャッチしたりするし、哺乳類だとアザラシが鼻でボールを受け止めたりとか、ああいう感覚的なのに超正確な弾道計算ってどうなってるのか…。
彼らにしてみれば「あたりまえ」なんでしょうけど、考えるほど気になってしまいます。
2010/11/9(火) 午前 7:07 weaponshouwa
 
 
ポンさんのお母様、おはようございます。
いよいよモニターが…。
このブログ、レイアウト上は黒地のはずなんですが、もう白い字と見分けが付かなくなってきました。
トビは普段高く飛んでいる所ばかり見ていると、不意に接近した時には思いのほか大きくて驚かされますね。
風を受けて羽ばたかずに浮かんでいるだけあり、やはり翼の面積って広い。
連中は紐無しの生ける凧みたいなものなんですよね。
いざとなれば瞬間的にグライダーから戦闘機になるんだから、本当に大したもんだと思います。
2010/11/9(火) 午前 7:22 weaponshouwa