ゴマダラチョウ

ゴマダラチョウ
2010/3/28(日) 午前 4:47  
 
 
 
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 ごらんのように樹液周りで見るチョウであり、花に来ている所は見た事が無い。
 
 近い間柄のオオムラサキのオスが紫色の幻光を持つのに対し、こちらは両性ともモノトーン。
 ただし強く陽が当たると、やはり青緑の構造色を見せる事がある。
 色変わりが見えるくらい接近して撮りたいのだが、警戒心が強くて上手くいかない。
 オオムラサキは、食事中など手で触っても逃げないほど鈍感なのだが。
 
 いつもの水没林では、オオムラサキコムラサキ、スミナガシ、ルリタテハなどが薄暗い林内で幅を利かせるのに対し、ゴマダラチョウは明るい場所にポツンと一頭だけでいる事が多い。
 もともとの性格なのか、それとも地域性なのか。よそでは、オオムラサキより普通に見られるという。
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
 こうして、よく見る顔ぶれの中にゴマダラチョウが混じっていると、個人的には非常に嬉しい。
 それぐらい見かける事が少ないという事だ。
 
 樹液を吸う口吻が、鮮やかな黄色。
 スミナガシの真っ赤なストローといい、タテハチョウの口吻が派手だと何か良い事でもあるのだろうか。
 
 
 
 1枚目は、2009年8月9日。宮城県内の水没林で。
 2枚目は、2008年6月15日。岩手~宮城の県境を中心に大きな被害をもたらした地震の翌日に、同じ水没林で撮った。
 年に二度発生するうちの一度目に出たもので、1枚目の盛夏の個体に比べると、翅色が白っぽい。
 この年初めて見たミヤマクワガタが、一緒に写っている。 
 
 
 
 
 旧ブログより↓ 
  
 
こんばんは^^
近年は森を歩く機会も少なかったので、見ていない蝶ですが、
昔はオオムラサキコムラサキよりは見たかも…。
生息数にも地域性があるんでしょうね。
やっぱり撮るには森を歩かねばならないな、今年…。
2010/3/28(日) 午後 9:42 gibachinamazu
 
 
そういや・・姫家をすだったムイムイのヒョウモンナントカって蝶・・元気かな・・・・・
2010/3/28(日) 午後 10:31 ヒル乃ヨル姫
 
 
義蜂さん、こんばんは。
第一化は太白山頂で見るんですが、樹液に来ているわけでもなく、やたら高くを飛ぶので手が出ません。
夏の第二化はなぜか少ないし。
同じ場所で同じものを食べてるオオムラサキは、あの図体で多産するのに。どう考えてもゴマダラチョウのほうがコストパフォーマンスに優れてると思うけどなあ。
今年の発生量にも注意してみたいと思います。
2010/3/28(日) 午後 11:33 weaponshouwa
 
 
ヒル乃ヨル姫さん、こんばんは。
トゲ虫が育って出たのはツマグロヒョウモンですね。
子孫を残していれば、6月ぐらいには次の世代が飛び始めるはずです。
由来が南方系のチョウで、仙台にいる私は見た事がありません。
近年は温暖化で分布が北上しているというので、こっちに飛んで来ないかな。
2010/3/28(日) 午後 11:37 weaponshouwa